AI生成曲、無断で「声」を使用しTikTokに…。人気歌手が激怒「ツアーにも来てほしくない」

    最新アルバムをリリースしたばかりの人気ラテン歌手バッド・バニー。AIを使用して、自身が歌っているかのように生成された楽曲に対し、怒りをあらわにした。

    人気歌手のバッド・バニーが、自身の声を真似たAI生成の曲に対し、怒りをあらわにした。

    Bad Bunny después de escuchar la canción que es viral en tiktok elaborada con Ai: pic.twitter.com/pvcEsQKWji

    — Indie 505 (@Indie5051) November 7, 2023
    Twitter: @Indie5051

    バッド・バニーの投稿より。

    「TikTokで流行りの、あんなクソみたいな曲が好きなら、このチャットグループから今すぐ出てってくれ」

    「(あの曲が好きな人は)私の友だちでいる資格もないし、そういう理由で新しいアルバムも出したんだ。そういう人たちとは縁を切りたいからね」

    続くメッセージで「(そんな人には)ツアーにも来てほしくない」と不快感を示した。

    問題になっている曲は、FlowGPTというTikTokユーザーが投稿した「nostalgIA」という楽曲。AIで生成された。

    すでにTikTok上からは音源が削除されているが、曲の出来栄えは、多くのラテン音楽ファンを驚かせた。

    ※ スペイン語でAIは「Inteligencia artificial」。IAと略される。

    AI生成曲「nostalgIA」をTikTokに投稿したFlowGPTは後日、メッセージ・ビデオを投稿し、こう反論した。

    AIで生成された楽曲に関しては、過去にも同様の出来事が起きている。