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一瞬で燃え上がる火。コロナ自宅療養で酸素吸引中に「絶対に」してはいけないこと

新型コロナの自宅療養で酸素吸引をする人も増える中、火気には注意が必要です。酸素関連機器を使用中のたばこは厳禁です。

新型コロナの感染拡大で、自宅療養での酸素吸入を余儀なくされる人が増えています。

厚生労働省や消防当局は、酸素関連機器に火気を近づけないよう注意をもとめ、「酸素吸入中は、絶対にたばこを吸わないでください」と呼びかけています。

「酸素吸入中の喫煙は厳禁」

横浜市消防局がTwitterに投稿した映像は、衝撃的です。

酸素濃縮装置を使っている時にたばこを近づけると、酸素チューブがたばこの火で引火し、凄まじい勢いで炎上する様子が映っています。

【自宅療養中の皆様は要注意!】 在宅酸素療法に使う酸素濃縮装置等の使用中は、装置の周囲2m以内には火気を置かないで下さい。特に酸素吸入中の喫煙は厳禁です。 https://t.co/EQwxdGwse1 #横浜市消防局 #火災予防

Twitter: @YOKOHAMA_FIRE_B

コロナの自宅療養時、酸素吸引ができるように自治体などが患者に酸素濃縮装置などを貸し出すケースが増えています。

酸素濃縮装置を使う患者とその家族に対し、厚労省は以下の2点を呼びかけています。

・高濃度の酸素を吸入中の喫煙は厳禁。たばこ等の火気を近づけるとチューブや衣服等に引火して重大な事故に

・酸素濃縮装置等の使用中は、装置の周囲2m以内に火気を置かない

たばこの他にも、キッチンの火気や、寒くなるとストーブなども要注意です。

厚労省は「火気の取扱いに注意し、取扱説明書どおりに正しく使用すれば、酸素が原因でチューブや衣服等が燃えたり、火災になることはありません」「過度に恐れることなく、医師の指示どおりに酸素を吸入して下さい」としています。

(サムネイル:横浜市消防局Twitterの動画より)