10代になる頃、パンツに血がついていたら、体が大人に近づいたしるしの「生理(せいり)」かもしれません。
生理中には、血で下着や服が汚れないように「生理用ナプキン」など生理用品を使います。
実は、生理用ナプキンにも、色々な種類があります。
どんな時に、どれを使えばいい?ひとつひとつ、説明します。
生理用ナプキンは、パンツにつけて使います。
ナプキンが、血を吸収(きゅうしゅう)してくれます。
清潔(せいけつ)な状態をたもつために、2〜3時間ごとに交換してくださいね。
「羽つき」と「羽なし」って?
ナプキンには、「羽つき」と「羽なし」という種類があります。
羽つきナプキンには、ナプキンをパンツに固定(こてい)しやすいよう、シールつきの「羽」の形のものがついていて、ずれないようにする仕組みです。
羽つきのナプキンは、パンツの裏側に羽の部分を折り込んで、シールをはってください。
スポーツをする時など激しく動く時には、ずれにくい羽つきがおすすめです。
羽がついてあるかどうかは、パッケージなどに書いてあります。
使いやすい方をえらんでください。
サイズにも違いがあるの?「夜用」と「昼用」って?
ナプキンには、血の量や、使うタイミングなどに合わせて、いくつも種類があります。
こちらの写真は、「夜用」の大きなサイズと、日常使いの「昼用」のナプキンです。
「夜用」では、寝ている間に寝返りを打ったり、たくさん血が出たりしても、布団が汚れないように、大きくて多く血を吸収できるナプキンになっています。
「夜用」も、いろんなサイズがあります。
「昼用」にも、「軽い日」「特に多い昼用」などの種類があります。
最初はどれがいいかわからなくても大丈夫です。色々な種類を使ってみて、自分に合うナプキンが見つかるといいですね。
おりものが多い時は…?
生理中でないときにも、膣(ちつ)から透明や白色の液体が出てくることがあります。
「おりもの」といいます。
量が多くてパンツがぬれて気になる時は、「おりものシート」が便利です。
「パンティーライナー」や「ライナー」とも呼ばれます。
パンツに貼って、使ってください。
ほかにも、いろんなアイテムが…!
ナプキン以外にも、膣の中に入れて使う「タンポン」や「月経カップ」もあります。
最近では、「吸水型サニタリーショーツ」などと呼ばれる、血を吸収してくれるパンツもあります。
次回以降の動画では、タンポンの付け方についても説明します。
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企画協力:江連千佳、コモモ