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「ママたちにけっこんさせてあげたい」「時代はかわっています」首相に宛てられた13の手紙

同性カップルを親に持つ子どもたちや家族が、岸田首相に宛てた手紙を書いています。首相に送られた手紙を紹介します。

お母さんが2人の家族。お父さんが2人の家族ーー。

同性パートナーと子どもを育てる家族や、その子どもたちが、岸田首相に宛て、手紙を書いています。

首相は先月、同性婚を認めたら「家族観や価値観、社会が変わってしまう」と国会で発言しました。

その発言に対し、子育てをするLGBTの団体「にじいろかぞく」が、「日本にはすでに、子どもを育てる同性カップルの家族がたくさんいるのに」と、首相に様々な形の家族の存在を知ってもらおうと企画しました。

首相に送られた手紙を紹介します。

「お母さんたちがけっこんできなくてかわいそうだし自分もかなしいです。どうして同性こんはダメなんですか?」

「ママがふたりの家だけどわたしもしあわせだし、ねこもいぬもしあわせそうにねてるし、ごはんもばくばくたべてます」

「生んでないほうのお母さんも、ぼくのお母さんです。かぞくにいれてください」

「ママたちにけっこんさせてあげたい」

「ただ性がおなじだとけっこんできないのでしょうか?」

「『子どもじゃわからないだろ』などと言うかもしれませんがそんなことはありません」

「どうかどうか、私たち家族が公的な形で認められる社会にしてください」

「私たちのような家族は『社会』の中に含まれていますか?変わるも何も私たちはすでに存在しています」

「世界では同性婚は広まっています」「時代は変わっています。今は令和です」

「親せきにも近所のおじちゃん、おばちゃん、子どもの学校の先生、生徒にも家族として理解してもらい生活しています」

「皆が幸せになるための一歩を進めることが首相のお仕事です」

「もし本当に『国民の声』を聞く気があるのなら、そろそろ現実をみてください」

「友人らが、どれほどの思いで子どもを育てているか、岸田さんにわかっていただけたら本当にうれしいです」