2011年(ねん)の 3月(がつ)11日(にち)、日本(にほん)で とても 大(おお)きな 地震(じしん)と 津波(つなみ)が 起(お)きました。
地震(じしん)は、いつ 起(お)こるか わかりません。
命(いのち)を 守(まも)る ために、できる ことが あります。
こちらの 4つ の ことを 準備(じゅんび)して ください。
1:どこに避難(ひなん)できるか、調(しら)べます
2:かばん の 中(なか)に 用意(ようい)する 物(もの)、チェックリスト を 見(み)て 用意(ようい)
3:家(いえ)にも、水(みず)や 食べ物(たべもの)を 用意(ようい)
4:ハザードマップ を 確認(かくにん)
詳(くわ)しく 説明(せつめい)します。
(この記事は日本語に不慣れな人のために、やさしい日本語で書かれています。元の記事はこちらから)
1:どこに 避難(ひなん)できるか、調(しら)べ ます
地震(じしん)で 家(いえ)に いる ことが 危(あぶ)ない 時(とき)は、近(ちか)く の 学校(がっこう)や 公園(こうえん)に 逃(に)げ ます。
「避難(ひなん)」と いいます。逃(に)げる 場所(ばしょ)を 避難場所(ひなんばしょ)と いいます。
あなた の 家(いえ)の 近(ちか)く の 避難場所(ひなんばしょ)が どこか、調(しら)べて ください。家族(かぞく)にも、教(おし)えて ください。
住(す)んで いる 市(し)や 区(く)の ウェブサイト に 載(の)って います。
Yahoo! JAPAN の ウェブサイト「避難場所(ひなん ばしょ)マップ」 から も 調(しら)べ られ ます。
大(おお)きな 地震(じしん)の 後(あと)には、津波(つなみ)が くる ことが あります。
津波(つなみ)とは、海(うみ)から くる 大(おお)きな 波(なみ)です。
津波(つなみ)から 逃(に)げる 時(とき)は 高(たか)い 建物(たてもの)や 丘(おか)・山(やま)の 方(ほう)へ 逃(に)げます。
2:かばん の 中(なか)に 用意(ようい)する もの
避難(ひなん)する 時(とき)に、持(も)って いく かばん を 「非常用持ち出し袋(ひじょうよう もちだし ぶくろ)」と いいます。
下着(したぎ)や 服(ふく)など を かばん に いれて おき ます。
チェックリスト で 何(なに)が いるか みて ください。
3:家(いえ)にも 水(みず)や 食べ物(たべもの)を 用意(ようい)します
大(おお)きな 台風(たいふう)や 大(おお)きな 地震(じしん)が きたら、水道(すいどう)が 止(と)まる こと が あります。
食べ物(たべもの)も 買(か)いに 行(い)けない かも しれません。
飲(の)む ための 水(みず)は 1日(いちにち)1人(ひとり)3リットル × 家族(かぞく)の 人数分(にんずうぶん)いります。
3日分(みっかぶん)、できれば 1週間分(いっしゅうかんぶん)用意(ようい)して ください。
食べ物(たべもの)は 3日間(みっかかん)食(た)べられる 量(りょう)を、家族(かぞく)の 人数分(にんずうぶん)用意(ようい)して ください。
できれば、1週間分(いっしゅうかんぶん)用意(ようい)して ください。
食べ物(たべもの)は、缶詰(かんづめ)や ビスケット など が いいです。
缶詰(かんづめ)など の 食べ物(たべもの)は 消費期限(しょうひ きげん)が あります。
消費期限(しょうひ きげん)は、食べ物(たべもの)が 悪(わる)く なって 食(た)べられなく なる 日(ひ)の こと です。
消費期限(しょうひ きげん)を たまに 確認(かくにん)して、近(ちか)づいて きたら、食(た)べ ましょう。そして また 買(か)い ましょう。
それを、「ローリングストック」と いいます。
4:ハザードマップ を 確認(かくにん)します
「ハザードマップ」を 知(し)って いますか?
ハザードマップ は 津波(つなみ)など が おきた 時(とき)、どんな 被害(ひがい)が あるか 分(わ)かる 地図(ちず)です。
これは、東京都(とうきょうと)港区(みなとく)の 英語(えいご)での 津波(つなみ)ハザードマップ です。
自分(じぶん)が 住(す)んで いる 市(し)や 町(まち)の ハザードマップ も 見(み)て ください。
家(いえ)が ある 場所(ばしょ)に、どんな 危険(きけん)が あるか わかり ます。
市(し)や 町(まち)の ウェブサイト に 載(の)って います。
英語(えいご)や、中国語(ちゅうごくご)、韓国語(かんこくご)版(ばん)の ハザードマップ が ある 場所(ばしょ)も あります。
日本(にほん)の 政府(せいふ)が やって いる ウェブサイト「ハザードマップポータルサイト」では、あなた の 住(す)んで いる 場所(ばしょ)の ハザードマップ を 探(さが)す ことが でき ます。
「やさしい日本語」って?
BuzzFeed Japanでは、日本語に不慣れな人にも生活情報や防災情報を届けるため、「やさしい日本語」で記事を配信しています。
「やさしい日本語」とは、日本語に不慣れな外国人などに対して使われる、シンプルで分かりやすい日本語です。より簡単な言葉や理解しやすい文法、ひらがなのルビを用いて説明しています。
日本で暮らす在留外国人のうち、人口がもっとも多いのは中国(構成比27.7%)で次いで韓国(同15.2%)、ベトナム(14.0%)、フィリピン(同9.6%)、ブラジル(7.2%)、ネパール(3.3%)です(2020年3月現在)。外国人向けに英語が使われることも多いのですが、日本には多様な言語を母語とし、英語が分からない人たちも多く住んでいます。
日本で暮らす外国人には日本語を学び、初歩レベルの日本語を理解する人も多いため、簡単でわかりやすい「やさしい日本語」で発信をしています。