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ワクチンの副反応や接種優先順位は?政府が新型コロナワクチンの特設サイト・Twitterを開設し説明

新型コロナウイルスのワクチンについて「正確な情報を分かりやすく伝えるため」、政府は特設サイトとTwitterアカウントを開設しました。

政府は1月22日、新型コロナウイルスのワクチンについて「正確な情報を分かりやすく伝えるため」、特設サイトTwitterアカウントを開設した。

Twitterアカウントでは、新型コロナのワクチン接種推進を担当する河野太郎規制改革担当相による動画を公開。

河野規制改革担当相は「安全で有効なワクチンを一日でも早く接種できるように、全力を尽くす」と語った。

【#新型コロナワクチン】新型コロナウイルス感染症のワクチン接種推進を担当する河野太郎です。ワクチンは、新型コロナウイルスの感染症対策の決め手となるものです。国民の皆様が、安全で有効なワクチンを一日でも早く接種できるように、全力を尽くしてまいります。(1/3)

Twitter: @kantei_vaccine

「2月下旬までには医療従事者から接種開始できるよう準備」

河野規制改革担当相は動画で「ワクチンは新型コロナウイルスの感染症対策の決め手」とし、「安全性・有効性の審査を行った上で、自治体とも連携して万全な接種体制を確保する」と話した。

接種の開始時期については、医療従事者に対しては2月下旬までに「接種を開始できるよう準備いたします」と説明した。

ワクチンに関しては、インターネット上で虚偽の情報なども流れている。特設サイトとTwitterアカウント開設は「ワクチンに関する正確な情報を分かりやすく届ける」ことが狙いという。

河野規制改革担当相は「ワクチン接種に関するご理解を深めていただければ」「ワクチンの円滑な接種を進めるためには、国民の皆様のご理解が不可欠」と呼びかけた。

「接種の優先順位」「ワクチンの副反応」をサイトで説明

コロナのワクチンに関する特設サイトでは、ワクチンの「効果」「副反応」「優先順位」などについて項目ごとに分けて説明をしている。

サイトでは、コロナワクチンで「主に発症や重症化の予防が期待」され、実際に使われるようになれば「医療機関の負担を減らすための重要な手段にもなる」とした。

また、ワクチンの承認に関しては「有効性だけでなく、どのような副反応が起こりうるかなど安全性についても、海外のデータだけでなく、国内のデータも用いて確認」しているとし、「ワクチンの安全性を継続して確認し、安全性に関する情報を提供していきます」と明言した。

副反応に関しては「どんなワクチンでも、副反応が起こる可能性があります」として、このように記した。

「ワクチン接種後は、体内に異物を投与するため、接種部位の腫れ・痛み、発熱、頭痛などの副反応が起こることがあります。治療を要したり、障害が残るほどの重度なものは、極めて稀ではあるものの、何らかの副反応が起こる可能性を無くすことはできません」

「開発中の新型コロナワクチンの副反応については、現在、どのようなものが起こりうるか確認されているところです。日本への供給を計画している海外のワクチン(ファイザー社、アストラゼネカ社、モデルナ社、ノババックス社のワクチン)では、接種部位の痛みや、頭痛・倦怠感・筋肉痛などが報告されています」

概要の説明以外にも、詳細について知りたい場合には、厚生労働省のウェブサイトの「新型コロナワクチン接種についてのお知らせ」「新型コロナワクチンについてのQ&A」にリンクが貼られており、詳しい情報を読むことができる。

ワクチンは「無料」。高齢者や医療従事者を優先

サイトでは、ワクチンは「誰もが全額公費(無料)で受けることができるようにします」とし、「提供できるワクチンの数量を確保することを目指しています」と説明した。

全額公費での接種には、外国人も含まれるとしている。

ワクチン接種の優先順位については「1・新型コロナウイルス感染症患者等に頻繁に接する医療従事者等、2・高齢者、3・基礎疾患を有する方や高齢者施設等において利用者に直接接する職員」の順番。

「妊婦を優先するかどうかや、子どもが接種の対象となるかどうかなどは、安全性や有効性の情報などをみながら検討されます」とした。


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