9月20日、気候変動の危機を訴えるため、東京・表参道に2800人の人々が集いました。
東京でのマーチを主催したのは若者らが構成するネットワーク「Fridays For Future Tokyo」。参加者には高校生や大学生などの若者も多くいました。
彼女、彼らが持参したのは手作りのプラカード。段ボールなど再生可能な紙に、思い思いの願いや呼びかけを描いていました。
「科学に基づいて団結しよう」
「脱プラスチック」
「地球は死んでいっている」「海を救え」
「この暑さには理由がある」
「今、行動しよう」
「私たちの海に原発汚染水をいれるな」
「地球Bはない(プランBもない)」
「ボクのちきゅうをいじめないで」
「地球は一つしかない」
「素晴らしい地球を取り戻せ」
「海面上昇が起きている。だから私たちも行動しよう」「私たちの未来を救おう」
「今なら(まだ)間に合う(はず)。今すぐ行動しよう」
「未来を守ろう」
「ぼくが今立っている地球のため、ぼくが立ち上がる」
「みんな死んじゃうよ」「CO2やめて」
「気候変動は、まじ」
「地球を殺すのは、もうやめよう」
「マイバッグを使おう。マイボトルを使おう」
「次は、私たち」
「地球を守れるのは、人間です」
「死んだ地球には仕事はない」「家が燃えているかのように行動しよう。だってそうなんだから」
Fridays For Futureによるとこの日、世界160カ国以上で100万人以上の人が、気候変動を訴えるために、プラカードや横断幕を手にマーチしました。
運動を2018年8月に1人で始めたのは、スウェーデンの高校生、グレタ・トゥーンベリさん(16)。毎週金曜日にスウェーデンの国会前で抗議活動を始めたことが、世界的な動きになりました。
20日、世界で行われた大規模なマーチの様子をTwitterでリツイートなどを通して拡散したグレタさんはこうツイートしています。
「これはまだ始まりに過ぎない。変革が起きようとしているの」