非常に強い台風10号が、九州・沖縄地方に近づいています。
上陸の可能性もあり、9月6〜7日にかけ、これまでに経験したことのないような大雨や暴風の被害が起きるおそれが。気象庁は、自分と大切な人の命を守るために「最大級の警戒を」と呼びかけています。
自宅での対策法や、断水・停電への備え方など、台風が来る前にやっておくべき対策をチェックリストにしました。
家の周りでしておくべき対策
ベランダにある物干し竿や家の外にある植木鉢は、強風で飛ばされる恐れがあります。風雨が強くなる前に家の中に入れておきましょう。
側溝や排水溝に落ち葉やごみが溜まっていないか確認し掃除しましょう。
水が溢れて浸水する可能性があります。
家の中での対策は
物が飛んできて窓ガラスが割れることを防ぐため、窓に雨戸やシャッターがあれば下ろしましょう。窓の鍵を閉め、カーテンも閉めましょう。
窓ガラスに養生テープや飛散防止フィルムを貼ることもできます。
飛来物でガラスが割れることは防げませんが、もし割れた際に室内に破片が飛び散るリスクを抑えられます。
断水・停電に備える
台風で停電や断水が発生する可能性があります。台風が来る前にスマートフォンやモバイルバッテリーの充電を。
ボンベ式コンロや懐中電灯、非常食など非常用品の確認をしましょう。
懐中電灯などに電池が入っていることも確かめてください。
断水に備え、生活用水用に湯船に満タンの水を貯め、飲料水も用意してください。
停電に備え冷凍庫で保冷剤を凍らせておくと便利です。
冷蔵庫の中の食料を冷やしたり、熱中症対策として使えます。
避難に備えるために
自宅や勤務先の近くの避難所がどこにあるか確認し、家族と情報を共有しておきましょう。
避難時に持ち出せる、非常用持ち出しバッグの中身の定期的な補充・確認も大切です。
出典:首相官邸「災害に対するご家庭での備え〜これだけは準備しておこう!〜」、国土交通省「身につく防災」
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