「水着姿で並ばされて…」ベッドシーンが話題のドラマ、出演者が舞台裏を暴露。制作陣を批判

    「番組制作者とキャストだけが入れる部屋に呼ばれて、1人ずつ立たされた」TVドラマシリーズ『Skins-スキンズ』に出演していたキャスト2人が対談し、撮影について振り返りました。

    イギリスのTVドラマシリーズ『Skins-スキンズ』に出演したキャスト2人が、ラジオ番組で同窓会を開催。当時の制作陣から、外見に対するプレッシャーをかけられていたと明かしました。

    ドラマ『Skins-スキンズ』は、イギリスのティーンエイジャーが、友人関係や恋愛、ドラッグ、性生活などで悩み、葛藤し、成長していく物語です。

    しかし、生々しいセックスシーンや、若者がお酒やドラッグにおぼれるシーンも多く、視聴者の意見は賛否両論。批判も集まりました。

    制作の舞台裏を吐露したのは、俳優のエイプリル・ピアソンとラヤ・ルイス。エイプリルがMCを務めるラジオ番組に、ラヤ・ルイスが登場しました。

    一方のラヤは、シーズン5&6でリブ役を演じました。

    2人はドラマで共演してはいないものの、撮影現場で似たような経験をしたと明かします。

    加えて、製作陣から外見に関するプレッシャーをかけられ、厳しい食事管理を課されていたことも語りました。

    ラヤは水着のシーンを撮影するとき、制作・撮影を統括した男性から、体形のチェックを受けたそう。そのために、女性キャストがビキニ姿で並ばされたといいます

    「朝食を抜いて、夕食はじゃがいも1つにしなさいと言われたこともあった」

    「当時16〜18歳のキャストばかり。制作代表の男性は、私たちよりもずっと年上。そんな人に、モロッコでの撮影に『適した』見た目かどうか判断されるんです」

    エイプリルは、ラヤの発言にこう返します。

    『Skins-スキンズ』は、ブライアン・エルスリーとジェイミー・ブリテン父子が脚本を担当。

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    今回、過去のキャスト2人がラジオ番組で批判したのを受け、ブライアンの代理人は英ザ・サン紙に対し、声明を発表しています。

    「『Skins-スキンズ』に出演したキャストが1人でも、仕事において不快に感じたり、現場で十分に尊重されていないと感じたのならば、真摯に、そして深くお詫び申し上げます」

    「我々は、安心かつ楽しんで、そして信頼し合える撮影環境に改善していくことを、TV業界で働くすべての人のためにお約束致します」

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:髙島海人