女性共演者をディスるセリフを拒否→元有名子役の"紳士すぎる"対応、共演者が明かす

ディズニーチャンネルの『スイート・ライフ』で主役を演じたハリウッドの双子俳優、ディラン・スプラウスとコール・スプラウス。2人が撮影中に見せた「子どもとは思えない大人な対応」を共演者のキム・ローズが明かしました。

ハリウッドの双子俳優ディラン・スプラウスとコール・スプラウスは、ディズニーチャンネルのオリジナルシリーズ『スイート・ライフ』に兄弟役で出演し、人気を博しました。

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同作品は、2人が出演することを念頭に制作されました。

2人の母親役を務めたキム・ローズは先日、ポッドキャスト番組『Back to the Best』に出演し、当時12歳だった2人が撮影中に見せた「オトナな対応」について語りました。

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同作品で共演したフィル・ルイスが、撮影をするにあたり、2人に「責任感を持つように」と伝えていたそう。

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 「フィルは、2人にこう話していた。『君たち2人は、この作品にとってなくてはならない役者たちなんだ。つねに責任感を持ってほしい』。2人はその言葉を真剣に受け止めていた」

「12歳の彼らにとって『僕のミスじゃない』と言うのは簡単でしょう。でも2人はミスしたらいつも『ごめんなさい、もっとがんばります、注意が足りませんでした』と謝っていた」

「2人はまだ幼かったのに、作品に関わる人たちの仕事をしやすい環境を作るのが、自分たちの役割なんだとすでに理解していた。見事だよ」

キムは、2人の気配りが光ったできごとを2つ紹介しました。

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1つ目は、撮影が始まってすぐのころのエピソード。キムのある発言に怒り、敵対してきたスタッフがいたそう。

「私に何かさせることができる、権力を持っている人物がいることを知って、恐ろしかった」

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そのとき、スプラウス兄弟がキムを守ってくれたといいます。

「2人はまだ12歳くらいだった。私のことをずっと守ってくれたんだ」

その時初めて、キムは2人と「うまくやっていけそう」と感じたと話しました。

2つ目のできごとは、キムが妊娠しているときのエピソードです。

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「撮影中、私は妊娠した。作品で当然のように、お腹が出ていることをジョークにされた」

「ディランのセリフに、太っていることをからかうような言葉があったんだけど、彼はそのセリフを決して口にしなかった」

「長い会話の途中にあるセリフで、本当にずっと言わないでいるの」

「本番、スタジオの観客の前でもそのセリフを言わないから、制作責任者から『カット！』と言われた」

責任者がディランに、セリフを言うように伝えたところ、ディランは次のように反論したといいます。

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 「僕は女性をそんなふうにディスることはしない。特にキムに対してはね。おもしろいセリフを書いてくれたら、その通りに言うよ」

キムは、2人が「出演者全員を守っていた」と振り返りました。

『スイート・ライフ』オンエア終了後の2011年、ディランとコールはニューヨーク大学に進学し、学業に専念しました。

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ディランは在学中、ニューヨーク市のレストランで接客係として勤務していました。 あれこれ噂するネットに対し、ディランはその理由を説明しました。

Michael Kovac via Getty

「（芸能活動で）稼いだお金をすべて使ってしまったから、この仕事をしているわけではない。金銭的に余裕はあるけれど、自分のゲーム中毒を治すために働いているんだ」

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「もっと言うと、新しい経験を積みたくて働いている。家から出て、いつもの自分よりも苦しい生活をしてみて、社会に適合するために」

「いつか芸能界に戻ると思うけれど、どんな経験も、マイナスな経験になるとは思わない。違う方向に進み出すための新しいステップになると思っている」

この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳：筒井華子