駐日ジョージア大使のティムラズ・レジャバさんが、来日している親戚の少年を、回転ずしチェーン「スシロー」に連れていったツイートが注目を集めています。
Twitterでは 「このタイミングでスシローはさすが」 「さりげない気遣いなのかな、素晴らしい」など大きな反響が寄せられ、ツイートはこれまでに14万以上のいいねを集める形に。相変わらずSNS力が高い……！
スシローじゃん！
初のテレビ出演に成功した親戚の少年にお寿司をおごります。
写真に写っているのは、大使の親戚のマイケルくん。ツイートではどこのお店に行ったかまでは書かれていませんが、お皿をよく見るとしっかり「スシロー」の文字が確認できます。
大使のTwitterではここのところ、マイケルくんにさまざまな日本の食べ物をふるまう“おもてなし”シリーズが人気を集めており（関連記事）、ツイートが話題になったことでマイケルくんはとうとうテレビ出演も果たすことに。
この日スシローを訪れたのは、 マイケルくんのテレビデビューの記念でもあったようです。
マイケルくんへの“おもてなし”シリーズ
ジョージアから来日中の親戚に日本の味に触れてもらいます。
ついにはテレビデビューも
このあと日テレで親戚の少年がテレビデビューです。あたたかく見守ってください。
このタイミングでスシローに行った意味
また、大使がスシローを訪れたのは、ちょうど世間が「スシローペロペロ騒動」で大騒ぎしていた最中。
あえてこのタイミングでスシローを訪れた背景には、もしかしたら「スシローを応援したい」という大使なりの気遣いがあったのかもしれません。
ツイートの数日後、大使は「ペロペロ動画」の少年にネット上で批判が集まっていることについてこうコメントしました。
「現在、SNS上で少年にただならぬ批判が浴びせられております」
「しかし、ここでは少年の精神が崩壊するまでの過分な追い詰めを未然に防ぐことも大切です」
「1人の少年の過ちに大勢で追い討ちをかけるのではなく、それを更生に導く社会が強い社会なんだと思います」
スシローの件について 最初に述べておきますが、私は民事のことに指図を言える立場にはもちろんありません。また、不徳の行為を行った本人が墓穴を掘ったということに異論はありません。本件に関しては、当然ながら、法曹によって対処がなされるでしょう。
一方で現在、SNS上で少年にただならぬ批判が浴びせられております。私自身、不徳な映像に不快感を抱いた一人です。しかし、ここでは、少年の精神が崩壊するまでの過分な追い詰めを未然に防ぐことも大切です。まして、会社側はかつてないほどの支えや連帯によって信頼の回復は十分に見込めたはずです。
過ちは誰でもおかすことがあります。一人の少年の過ちに大勢で追い討ちをかけるのではなく、それを更生に導く社会が強い社会なんだと思います。SNSでは、津波のごとく、言葉の波に制御が効かなくなることがあります。今こそ、言葉がもつ怖さも優しさも同時に思いたいです。
あたたかいコメントに笑顔のマイケルくん
スシローに行った翌日のツイートでは、「この投稿が多くのあたたかいコメントをもらえたと伝えたときの反応です」とマイケルくんの写真も投稿されました。
この投稿が多くのあたたかいコメントをもらえたと伝えたときの反応です。
なんとも素敵な笑顔で写真に写るマイケルくん。ネットでの反響が、マイケルくんにもしっかり届いているようです！
これからの大使のおもてなしにも、期待が高まりますね！