30代女性とZ世代のある“やりとり”が、ネットで注目を集めています。
TikTokに動画を投稿したのは、ミレニアル世代(=1980〜90年代中盤に生まれた世代)のインフルエンサー、アシュリー・ティーさん(32)です。
アシュリーさんが動画で投げかけたのは、「Z世代の人は何をするのが好きか」という、純粋な質問でした。
動画は70万回以上再生され、約10万いいねを獲得。コメントも7000件以上集まりました。
「私たち『ミレニアル世代』は、『Z世代』より"いい時代"を生きていたと、純粋に思ってしまう」とアシュリーさんは主張します。
「(それに対して今のZ世代は)お酒が飲める年齢になったと思ったら、新型コロナウイルスが蔓延してしまった」
アシュリーさんは、昨今の物価高についても言及します。
動画に対する、Z世代のキニナル回答がこちら👇
「生活費が高い」ことを理由に、外出しなくなったという人も…。
BuzzFeedは、アシュリーさんに話を聞きました🎤
アシュリーさんは、動画に寄せられたコメントで、特に驚いた点があるといいます。Z世代の「飲酒」に対する考え方と、家族からの「監視」の多さについてです。
「Z世代の人は、ミレニアル世代とは違って、お酒を大量に飲むことを美化していません」
「その代わり、クリエティブな趣味を持つ人が、多いのかもしれません。友だちとオンラインゲームをしながら過ごすと、言っている人もいました」
「今はスマホの機能を使って、親が自分の子どもの居場所を、つねに把握できてしまう。一昔前では想像できないことです。私たちの世代が若いときのほうが、もっと自由があったような気がします」
「家に帰って家族に話すお土産話や、ほんの一握りの写真はありました。でも、今のZ世代のように、すべてが撮影・記録されることはなかったですよね」
アシュリーさんは「遊びに出かけるためのお金がない」と話す、Z世代の金銭事情にも深く同情しているといいます。
サムネイル:Getty Images
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:大久保 拓哉