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幸せも悲しみも。ある男性が描いた家族のイラストに、涙がこぼれる

忘れたくない、些細な日常の記録

ウェディング・フォトグラファーのカーティス・ウィクランドさんは、この数年、妻ジョーディンさんと息子ケイセン&ヘイデンくんとの日々のなかで、印象に残った瞬間をイラストに描いてきた。

Shauna Reiman / Via shaunareimanphotography.com

「僕が絵を描き始めたのは、子どもの頃です」と、ウィクランドさん。「その後、アートより音楽の方に興味が移ってしまいましたが、ジョーディンと付き合うようになって、また変化が訪れました。彼女にうまく言葉で伝えられないことを、イラストで代わりに伝えるようになったのです」。ジョーディンさんは夫に、毎日絵を描くよう勧めた。やがて、ウィクランドさんは自分がいちばん描きたいテーマは、ジョーディンさんと一緒に過ごす時間だと気づいた。

ウィクランドさん曰く、心のアンテナが反応したことなら、何でもイラストに描くそうだ。例えば、ウィクランドさんとジョーディンさんの寝る体勢が、そのときどきによって異なる様子を描くこともある。

Curtis Wiklund / Via curtiswiklundphoto.com

「自分の心が動いた瞬間は、決して忘れることのないよう、すべて描いておきたいのです」と、ウィクランドさんは語る。「僕がそう感じるほとんどの場面に、ジョーディンがいます。まるで、彼女を通じて現実と繋がっているような気分です。子どもたちも同様で、より深く感じ取るための手助けをしてくれる、そんな存在になっています」

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ウィクランドさんは、2011年から『Us(僕たち)』というタイトルのイラストを描き始めた。しかし2016年に、これまでの穏やかな作品のトーンが一転した。ウィクランドさん夫妻は、流産を経験したのだ。

Curtis Wiklund / Via curtiswiklundphoto.com

「まったく予期していなかった初めての流産で、どう乗り越えるべきか僕にはわかりませんでした」と、彼は振り返る。「家に帰っても、頭に浮かぶのはこの出来事を描くことだけでした。そうでもしないと、現実のこととして受け止められなかったのです。実際にイラストにしてから、僕はそれを眺め、泣きました。描くことが、癒しとなっていました」

「この経験をきっかけに、僕はアートを介して物事の本質を理解するようになりました」と語るウィクランドさん。「あのとき、僕は言葉で説明するよりも、イラストの中で表現することの方が、より真実に近いと感じました。この絵のように、僕はただ悲しかったのです」

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この記事は英語から翻訳されました。翻訳:本間綾香 / 編集:BuzzFeed Japan