7月10日に投開票日を迎える参院選。
投票する際、投票用紙に間違った方法で記入をすると、せっかくの1票が無効になってしまう可能性があります。
間違った投票用紙の書き方
票が無効になる場合については、公職選挙法の第68条で規定されています。無効になる書き方の中には、例えば次の5つが挙げられています。
- 名前以外の文字を書いたもの
- 投票用紙に2人以上の候補者の名前を書いたもの
- 誰の名前を書いたか確認できないもの
- 自分で手書きしていないもの
- 所定の投票用紙を使っていないもの
特に、候補者を応援するあまり、名前と一緒に「がんばれ!」や「必勝〇〇」などのメッセージを書いた場合も、無効になる可能性が高いです。
ある票が有効か無効かは、各選挙管理委員会の開票管理者が、開票立会人などの意見を踏まえて判断することになります。その結果に不服が申し立てられ、裁判に発展するケースなども少なくありません。
昨年10月の衆院選では、小選挙区と比例代表を合わせて、全国で計287万票近い無効票がありました。
正しい書き方は?
大切なのは、投票用紙に書いていいのは候補者や政党の名前だけということ!
今回の参院選では、投票所で最初に渡される選挙区の投票用紙(クリーム色)に候補者1人の名前を、次に渡される比例代表の投票用紙(白色)に政党か候補者の名前を1つ書きましょう。