世界中に熱狂的なファンを誇る映画「スター・ウォーズ」のシリーズ最新作「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」が、いよいよ12月15日に公開される。
ファン待望の日を前に、1977年公開のシリーズ第1作から愛され続け、今作でも物語の鍵を握る“伝説のジェダイ”、ルーク・スカイウォーカー役を演じるマーク・ハミルさんが来日。
BuzzFeed Newsのインタビューに応じ、スター・ウォーズで女性キャラクターが台頭していることを批判し話題になったツイートについて、「もっと女性に乗っ取られて欲しいくらいだ」と反論した。
「女に乗っ取られるまでは最高だった」
物議を醸したツイートは今年6月。近年公開されたスター・ウォーズ映画で、女性が主人公の作品が続いていることに対し、「スター・ウォーズは女に乗っ取られるまでは最高だった」とある男性が投稿した。
ツイートはその後削除されたが、最新作を手がけたライアン・ジョンソン監督が自ら、レイア姫役で長年愛され、2016年冬に急逝したキャリー・フィッシャーさんが中指を立てる画像で一蹴したことで注目を集めた。
「もっと女性に乗っ取られて欲しいくらいだ」
ハミルさんはこのツイートについて問われると、「もっと女性に乗っ取られてほしいくらいだ」と笑い飛ばし、「女性は仕事ができるからね。家を切り盛りしてるのも、みんなお母さんたちじゃないか」と続けた。
さらにキャリーさんをはじめ、妻や娘など多くの強い女性に支えられてきたと言い、政治の世界でも「早く女性大統領が誕生してほしいと思うし、もっとたくさんの女性が議会にいればいいのにと思う」と話した。
「きっと死ぬまで寂しさは続く」
最新作の撮影直後に他界したキャリーさんについては、「彼女以上に強い女性はいないだろう」と言い、こう思いを語った。
「(最新作の公開を一緒に迎えることができなくて)本当に胸が苦しいけど、映画の中のキャリーは本当に最高だから、ファンには安心してほしいと思います」
「キャリーとは彼女が19歳の時に出会って、41年もの月日を共にした。彼女はいつも僕を笑顔にしてくれたし、僕も彼女をいつも笑わせてた。何年経っても、お互いは最初出会った頃のまま、変わらずにいるってことを理解していたんだ」
「だから僕は彼女が大好きだったし、きっと死ぬまでこの寂しさは続くと思う。でも、あの月日を共にできたことを本当に感謝してるよ」
マーク・ハミルさんへのインタビュー詳細と動画は、12月15日に配信します。