様々なお仕事で活躍する人に、子どもたちがインタビューする「キッズQ」。
今回は昨年秋に着任した駐日スウェーデン大使のペールエリック・ヘーグべリさんと「フィーカ」をしながら、小学1年生のせいたと、5年生のゆづきが質問してきました!🇸🇪
1. スウェーデンってどこにあるの?
大使:どこか知ってる?ここが日本で、ずっと北のほうに行ったところにスウェーデンがあります。北の方のヨーロッパです。飛行機で行くと、14時間くらいかな。
2. スウェーデンって寒いの?
大使:その通り!冬になるととても寒くなります。北海道みたいに雪がたくさん積もります。
3. スウェーデンの有名な料理はなんですか?
大使:シナモンロールとミートボールが有名です。すごく変わったものも食べますよ。腐った魚とか…。
ゆづき:それは美味しいの?
大使:いやあんまり…めちゃくちゃ臭いです。
4. 好きな日本語はありますか?
大使:「でんわばんごう」が好きです。
他の言葉で面白いと思うのが「すみません」。日本に最初に来たとき、なぜみんな「スイミングプール」って言ってるのか不思議だったんです。
スウェーデン語で「スイミングプール」は「スィンバセン(simbassäng)」って言うんです。
5. ゲームは好きですか?
大使:私はあまり上手じゃないけど、息子がとても上手だよ。
せいた:僕はマイクラは結構うまい。
大使:お!知ってた?実はマインクラフトってスウェーデンのゲームなんですよ!
6. スウェーデンにもお祭りとかありますか?
大使:夜も日が沈まないときを祝う日を「ミッドサマー」っていうんだ。
夜遅くになると、男の子も女の子も花を摘みます。そして花を7つ摘んだら、枕の下にその花を敷くと、将来一緒に人生を過ごす人の夢を見られるんだ。
ゆづき:でも先には知りたくないなあ~…大使はやったことあるの?
大使:あるよ!でも私の妻は夢に出てこなかった。全然違う女の子や男の子が出てきましたね。
7. スウェーデンの好きなところはどんなところですか?
大使:私の国についてとても誇りに思うのが、スウェーデンでは全ての子どもが、自分自身で将来何をしたいか決められることです。誰もが行きたい人生を生きられます。
特に人生の選択肢については、私が30年前に妻に出会ったのも、一つの人生です。パートナーを作らずに一人で人生を過ごす人もいるでしょう。
同性のパートナーを作る人もいます。スウェーデンでは女性同士でも男性同士でも子どもが持てるんですよ。
どの社会であっても重要なのは、男の子でも女の子でもすべての個人がそれぞれ生きたい人生を歩めること。それぞれの人生に対して、他の人が口出しをするべきではないのです。
🇸🇪In collaboration with 駐日スウェーデン大使館🇸🇪
【出演】
ペールエリック・ヘーグべリ大使
2019年秋、駐日スウェーデン大使に着任。19年秋までの3年間は、駐ベトナム大使として勤務。過去には、スウェーデン外務省アフリカ局長、スウェーデン芸術評議会国際部課長および在南アフリカスウェーデン大使館一等書記官などを歴任。 大使館のTwitterはこちら。