勝つのは現職トランプ氏か、民主党バイデン氏かーー。
日本時間の11月4日現在、開票が続いているアメリカ大統領選。今年の選挙は新型コロナウイルスの影響で、多数の人が集まる投票所を避け、期日前や郵便投票を選ぶ有権者が増えている。
州によっては郵便投票を基本とするところもあり、その結果はすぐには判明しないとみられている。そうした中で、バイデン氏が声明を発表。トランプ氏もそれに呼応した。
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日本時間11月4午後2時半すぎ、民主党のバイデン氏がデラウェア州ウィルミントンの集会で登壇し、声明を発表した。
バイデン氏は、「これまでも述べてきたように、期日前投票や郵便投票の影響で、選挙結果は11月4日の朝(現地時間)かそれ以降まで出ないだろう」といい、「自分もドナルド・トランプも勝利宣言をする立場にない。選挙の結果を決めるのはアメリカの人々だ」と語った。
その上で、自分は「選挙結果に対して楽観的」で、自分たちは勝利に向かっていると言い、今回の選挙で一票を投じた有権者への感謝の言葉を述べた。
声明発表の様子はTwitterでも配信された。バイデン氏はその後、Twitterで「自分もドナルド・トランプも勝利宣言をする立場ではない」と重ねて強調し、「みんな信じ続けよう。私たちはきっと勝つ」ツイートした。
トランプ氏は「大勝利だ!」
一方のトランプ氏は日本時間午後2時45分にTwitterを更新し、「今夜、声明を出す。大勝利だ!」と投稿。4分後にはバイデン氏陣営の動きにも言及し、こうツイートした。
「私たちは大幅に差をつけて勝っているが、彼らはこの選挙を盗もうとしている。私たちは彼らにそうはさせない。投票が締め切られた後に投票はできない!」
一方、このツイートに対しTwitter社は「選挙や他の市民行事への参加方法について誤解を招いている可能性があります」との忠告文を入れた。
同社は、大統領選挙でTwitter上での誤情報拡散などに対策を講じている。