注意:この記事は、大量のセミの画像を含みます。
北アメリカ東部で、セミが大量発生しています。

大量発生しているのは、17年周期で一斉に羽化する「ブルードX」と呼ばれるセミです。
米国立公園局によると、ブルードXは5月初旬に一斉に羽化した後、6月の終わりごろには姿を消します。
17年周期で一斉羽化する理由については、鳥などの外敵が食べきれないほど大量発生することで、その間に子孫を多く残し、生存のチャンスを高めるためだと言われています。
ちなみに、どれくらいの数が発生しているかというと…こんな感じです↓
SOUND UP 🔊 "My backyard...Cicada Ground Zero, apparently." Share your cicada photos and videos here! https://t.co/Qxs2W2nqTS
ビッシリとあるこちら、全てセミの幼虫です。
これが全て羽化すると思うと…とてつもない数ですよね。
これらを最大限に活用すべく、周期ゼミを使った料理が紹介されています。
セミなどの昆虫食は低カロリーかつ高タンパクであることから、肉などに代わる次世代の食材として注目を集めています。
まずはこちらの「セミタコス」から。
作っているのは、レストラン「Cocina on Market」を運営しているトビアス・パドバノさん。
「(セミタコスを提供してから、)『セミの準備はどう?』と言ってくれるお客さんが増えました」と、パドバノさんはロイターに話しています。
These special, limited-time-only sauteed cicada tacos were 17 years in the making 🌮
ライさんが「セミ手巻き」を実際に作っている様子はこちら↓
VIDEO: After 17 years underground, swarms of cicadas are emerging across the eastern United States -- and for one Washington chef, the rare bug invasion was his cue for a cookout, with a side of food ethics
セミ手巻きを食べた女性は、動画内でこのようにコメントしています。
「私は昆虫なんて食べられないと思っていました。でも(食べてみたら)好きな味で、おかわりもしました」
「昆虫食、気になるな…」という方、ぜひ挑戦してみては?
サムネイル画像/AFP=時事