アメリカ・オレゴン州在住の女性が、子どもたちと図書館を訪れた際、司書から服装について注意を受けたという体験談をTikTokでシェアし、反響を呼んでいます。
ヒラリー・フィリポヴィッチさんは、1歳と3歳の子どもを連れて、よくクリーブランドの図書館へ行くそうです。
当日も、子ども向けの読み聞かせ会に参加するため図書館を訪れました。
「その時の私の服装が、これです」と、ヒラリーさんは動画で説明します。
クロップド丈のカーディガンに、膝にダメージ加工が施されているデニムを履いています。
読み聞かせが終わってから、司書の女性がヒラリーさんに近づき「あなたはお母さん? それともベビーシッター?」と聞いたそう。若く見られたのかも、と喜んだヒラリーさんは「母です」と返しました。
すると司書の女性が「もっと分別をつけないと…」と話し始めたため、ヒラリーさんはすぐに子どもたちの態度を謝罪したといいます。というのも、読み聞かせの間、子どもたちは落ち着きがなかったから。
ところが司書の女性は「違う、あなたの服装のこと」と一言。
「『ボタンが開いているのかな?』と思ったけど、違ったみたい」
「カーディガンの丈が少し短くて、1歳にしては巨大な(笑)子どもを抱き抱えた時に裾が上がるの。ほんの2〜3センチだけ、おへそがかわいく伸びた "ママっ腹" が見えるくらい」
「どうやらお腹が見えるのが、40歳にさしかかった女性には不適切な格好らしい。私は同意できないけど」
当日の服装について、ヒラリーさんは動画の冒頭で「スウェットやレギンスみたいな普段の格好と比べると、カーディガンはおでかけ着のつもりだったから、私は満足していた」と語っています。
4月4日に投稿された動画は130万回以上再生され、5000件を超えるコメントが寄せられています。
💬「(司書の)上司に事態を伝えたほうがいい! そういうことを言ってくることが不適切。あなたの服装は問題ないよ」
💬「私も司書です!授乳しながら読み聞かせ会に参加するママもいるし、まったく問題ありません。あなたが着やすいものを、なんでも着てください。私はいつもクロップドシャツで仕事しています(笑)」
💬「私だったらその場で『図書館ってドレスコードがあるの!?知らなかった』って大声で言う」
ヒラリーさんはピープル誌の取材に対し、今回の出来事にいらだちはしたものの、図書館に通うのはやめないと話します。
「私は図書館が大好きで、週に何度も通っています。子どもも本に夢中だし、他に無料のアクティビティを見つけるのは難しいです」
「38歳にもなって。10代のように叱られるのは変な感じがしました。誰かを不快にさせるようなことはしていません」
「14キロ弱もある子どもを連れ回しながら、服がどう動くかとか、私の体がどう見えるかとか、考える暇はないんです」
クリーブランド公共図書館は、コメントを発表していません。