アメリカ・ペンシルベニア州で、飼い犬が4000ドル(約58万円)の現金を食べてしまう珍事件が起きました。
クレイトン、キャリー・ロー夫妻は2023年12月、自宅にフェンスを設置してもらうため、内装業者に支払う現金を封筒に入れ、キッチンカウンターの上に置いていました。
30分ほど目を離した隙に……愛犬セシルくんがお札をむしゃむしゃ噛んでいるのをクレイトンさんが発見します。
「セシルが4000ドル食べてる!!!」
2人が獣医に連絡したところ、害がある可能性は低く、経過観察で問題なかったとBBCは報じています。
大変なのは、そのあとからでした。
大小様々なピースに分かれ、セシルくんのヨダレまみれになったお札を繋ぎ合わせる作業が始まったのです。というのも、印刷されている通し番号がわかる状態であれば、銀行が同額の新札と交換してくれるから。
結果、450ドル(約6万5000円)は回収できなかったものの、残りは無事、2人の手元に戻りました。
キャリーさんはこの出来事を動画にまとめ、Instagramに投稿しました。
投稿は拡散され、約20万の「いいね」と4000件を超えるコメントを集めています。
💬「このクリスマス、絶対に完成させたくないパズル」
💬「子どもの頃、マネー・ロンダリング(資金洗浄)ってこのことだと思ってたよ(笑)」
セシルくん、何事もなくてよかったね。
セシルくん、人生……いや犬生で一番高額なディナーだったね。
サムネイル:Getty Images