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珍獣ハリモグラの生態が愛おしすぎる。「メスを追いかけて列をつくる」「胃袋がない」

オーストラリアといえば、コアラ、カンガルー…じゃないんです! ハリモグラなんです!!!

今めちゃめちゃ推しの動物がいるんですが…ハリモグラって知ってる?

ハリネズミのちょっとゴツい版みたいな子なんですけど。

わたくし、オーストラリアのカンガルー島で野生のハリモグラに出会いまして…

な、なんだこのトゲトゲ&コロコロな生き物は…!? と一目ぼれ。

鼻プスプス&よちよち歩きもたまらん…。

ハリモグラの体長は30〜45センチ。カンガルー島以外にも、砂漠地帯を除くオーストラリア本土、タスマニア、ニューギニアに生息しています。

哺乳類ですが、なんと卵を産みます。

最大の特徴は、やっぱりこのトゲトゲ。天敵の攻撃を受けると、くるんと丸まったり、地面にトゲを突き刺して踏んばったりして身を守るそうです(かわいい)。

あとはこの長い鼻(かわいい)。見た目よりカチカチで、穴を掘るのに役立ちます。

ハリモグラは、非常に鋭い嗅覚の持ち主。繁殖期になると、オスはかなーり遠いところからでもメスのフェロモンを嗅ぎつけます。

メスの匂いを追いかけて、長距離を移動するとなると…途中で他のオスと合流しちゃうんですよね。

で、みんなで一緒になって一目散にメスを目指すという現象が起きます。その名も「Echidna Train(ハリモグラ列車)」。

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最後はメスの周りに集まって、椅子取りゲームみたいに押し合いへし合い後、残った1匹が選ばれるんだそう。かわいすぎる。

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他にも、胃をもたない、オスの生殖器の先端が4つに分かれているなど驚きの生態を持つハリモグラ。

普段はとってものんびり屋さんなので、車に轢かれたり、犬や猫などのペットに襲われたりするのが原因で数が減っています

日本では、東京の上野動物園や名古屋の東山動物園で会うことができますよ!

(※記者はオーストラリア政府観光局主催のプレスツアーに参加し、旅費や宿泊費の提供を受けて取材・執筆しました)

オーストラリアといえば、コアラ、カンガルー…じゃないんです! ハリモグラなんです!!!珍獣ハリモグラの生態が愛おしすぎる。「メスを追いかけて列をつくる」「胃袋がない」