英語圏で人気のネット掲示板Redditに、"Am I the Asshole?(これって私が悪い?)"というスレッドがあります。
今回ご紹介するのは、32歳女性からの相談。
ところが、1つ問題が……。彼氏が購入したジュエリーは「偽物」だというのです。
女性は、宝石販売大手で宝石商をしている "宝石のプロ" 。「1日中、他の人のジュエリーを検査・修理しているので、偽物を見抜くのは容易です」と書きます。
初めは、偽物だと気づいても彼氏に何も言わなかったそうです。
「おそらく騙されたのだろうと思い、身に着けていました」
二度目も何も言わず、もらったジュエリーを使っていました。今年のバレンタインデーで、女性がずっと探していたジュエリーをプレゼントしてくれたそうですが、それも偽物だと分かったとき「がっかりせずにはいられなかった」といいます。
「いくらで買ったか、聞きたい衝動に駆られました。同じ店から何度もぼったくられているのか、私が気づかないと思ってわざと偽物を買っているのか……?」
「とにかく何か言いたかったのですが、今でも最悪な言い方をしてしまったなと思っています。『偽物だって分かってるよね? 今までくれた他のジュエリーも』」
そう言われた彼氏は、悲しげな表情に。女性は、宝石商として仕事をしている以上、偽物のジュエリーを身に着けるのは気が進まないといいます。
「ケンカにはなりませんでしたが……この先も私にジュエリーを贈りたいという、彼の気持ちを害してしまったのでしょうか? 黙っていればよかった? これって私が悪いんでしょうか?」
750件以上寄せられた回答には、さまざまな意見が。多くは女性の判断を支持しています。
💬「宝石商にジュエリーをあげるなら、相場などを多少リサーチできるはず。何年もあなたと暮らしてきて、本物の宝石や貴金属がどれほど高価か、彼が知らないとは考えられない」
「あなたが何も言わずに偽物を身に着けていたことが、意図せず彼を後押しして、間違ったメッセージを送っていたんじゃないかな」
「言われた時は彼も傷ついたかもしれないけど、きっと乗り越えられるし、今後必要ないプレゼントを買ってお金を無駄にすることもない。あなたは悪くないと思う」
💬「彼は "間抜けな頑張り屋さん" ですね。画家に絵の具を贈ったり、ミュージシャンに楽器を贈ったりするようなもの。贈る側が、贈られる側と比べて1割程度しかその分野に知識がないなら、つまらないプレゼントになってしまいます」
「もっと早く伝えるべきだったかもしれません。意図せず、本当は欲しくないものを彼に買わせ続けてしまったことになる」
💬「みんな、彼女を喜ばせたいだけの彼氏に厳しい! 偽物だと彼に伝えるのは悪いことじゃないけど、思いやりと心遣いに感謝していると添えるべき。一緒に買いに行こうと提案するのもいいかも。そうすれば、あなたは欲しいものが手に入るし、専門知識も披露できるよ」
💬「あなたは悪くない。苦い真実だったかもしれませんが、彼にはその正直な情報が必要でした」
「あなたの職場で、彼がジュエリーを買うのは? それなら彼がぼったくられることもないし、いろいろな意味であなたをサポートできます」
💬「偽物だと指摘するのは間違いじゃないけど、言い方に問題があったと思う。せめて、彼の努力やあなたを喜ばせようとしたことに感謝できたはず(もちろん僕は宝石の専門家にジュエリーをプレゼントするなんてことはしないけど、男って時々バカなことをするんです😂)」