これぞ日本の美。日本料理人が食べものに彫るアートが話題。細やかな技に衝撃を隠せない。

    もはや、食べ物を粗末にしてはいけない云々の次元ではない。繊細で美しすぎる。

    身近な食べ物がこんなにも美しく変化を遂げるとは!

    普段は日本料理人として働く1児のお父さんが、食べ物からあるものを削り出し、話題になっています。

    その作品は見れば見るほど驚かされるもので……。

    いったいどんなものなのでしょうか。見てみましょう。

    なんとカボチャからチェーンを作り出しました。

    カボチャ 息子「なんでそうなる!?」 私 「すごいやろ」 息子「なんか役にたつの?」 私 「たたんな」

    gakuさんのTwitterより / Via Twitter: @gaku_carving

    この動画は12万以上のいいねを集め、リプ欄では「役に立つ、立たない関係なく、すごい技術です」「どうやって作ったのか、すごく気になります」など技術を絶賛する声が寄せられています。

    でも、どうしてカボチャでチェーンを…?

    BuzzFeedの取材に作者のgakuさんは「もともとチェーンを作る技術はあるのですが、輪で作ったらおもろいかなと思いました」と話します。

    gakuさんのTwitterには、度肝を抜かれるほど美しい作品がたくさんあり…

    🥕+🗡️=⚽ カービングじゃなくなってきた人

    gakuさんのTwitterより / Via Twitter: @gaku_carving

    りんごのランタンや…

    gakuさんのTwitterより / Via Twitter: @gaku_carving

    野菜に彫刻を施したものや…

    gakuさんのTwitterより / Via Twitter: @gaku_carving

    小さなそら豆に絵柄を彫ったものも!

    gakuさんのTwitterより / Via Twitter: @gaku_carving

    タイカービングと日本料理のムキモノと中国彫刻が混ざっているというgakuさんの作品。

    このようなカービング作品を作り始めた理由を聞いてみると…?

    「ネットでタイカービングを知って、その美しさに感動してはじめました」

    タイカービングとはタイの伝統文化の1つ。野菜や果物などにナイフで装飾的な彫刻を施していくものです。

    毎回細部まで技を凝らして作られている作品。どのように作っているのか尋ねると、このような回答が。

    「頭の中でイメージして組み立てて、彫っていきます」

    今回作られたチェーンの技術は、3日で習得したといいます。1つのカボチャから削り上げられたというこの作品の作り方を聞いてみました。

    「カボチャのチェーンは初めに頭とお尻を落とし、輪を作るのですが、固いので包丁を使います。ナイフでやると、曲がったり、折れたりします」

    気になるカボチャの現在は…?

    「冷蔵庫にあります。近いうちに食べるのですが、まずは切り出したへたを食べてます」

    gakuさんは実はTwitterだけでなく、Instagramにも投稿しています。

    次回は何を作るのでしょうか。楽しみですね🙌