子どもの「ごっこ遊び」が捗るおもちゃ、自作できないかな?
2歳10ヶ月の息子さんを育てるお母さんがひらめいた、「簡単」「片付けが楽」「場所を取らない」の3点をクリアしたおもちゃがあります。
材料はなんと2種類。100円ショップで揃えられます。
おうちの廊下で出来る「すきまマルシェ」です。

実際に「はいどーぞ!」して遊んでいる様子です。

BuzzFeedは作者でおもちゃクリエイターのむーさんに話を聞きました。



100円ショップで材料が揃うなんて……!家にあったら子どもたちみんな笑顔になる気がする。
2歳10ヶ月の息子さんを育てるお母さんがひらめいた、「簡単」「片付けが楽」「場所を取らない」の3点をクリアしたおもちゃがあります。
材料はなんと2種類。100円ショップで揃えられます。
この画像ではドーナツ屋さんをしていますね。
むーさんは、もともと手作りすることが好きで、子どもが生まれたらおもちゃを作りたいという思いがあったと明かします。
「はじめておもちゃを作ったのはむすこが4ヶ月の頃です。気に入ってくれてとても嬉しくなったので、作るのがどんどん楽しくなっていきました!」
「 むすこの成長に合わせておもちゃを作っているほか、今では手作りおもちゃの連載なども担当させていただいています。合わせると80個くらいおもちゃを作ってきたように思います」
今回「すきまマルシェ」を作ったきっかけは、むすこさんの「お店屋さんごっこ遊び」。遊びを盛り上げるおもちゃがあれば…と思いついたのです。
「ダンボールでお店を作ってしまうと場所をとるし、片付けも大変そうです。簡単にお店が出せて、片付けも楽で、収納も場所を取らない、そんなおもちゃがあればいいなと感じたことが完成へのヒントでした」
結果的に「屋根があるだけでお店の雰囲気が出るかも!」と思い、おうちの廊下を利用して屋根を取り付ける「すきまマルシェ」が誕生したと話します。
はじめて「すきまマルシェ」で遊んだときのことをこのように振り返ります。
「むすこがお昼寝をしている間に『すきまマルシェ』を取り付け、その下に小さな机とドーナツを設置しました」
サプライズでお披露目したところ、一瞬驚いたものの、すぐに理解し、嬉しそうにドーナツ屋さんごっこを楽しんでいたそうです。
さて、その「すきまマルシェ」どうやって作るのでしょうか。
【材料】
・100円ショップで売られている大きなフェルト
・100円ショップで売られている70cmのつっぱり棒2本
・おうちのすきま
1. 100均の大きなフェルトを用意。フェルトの端につっぱり棒が通るくらいの輪を作ってボンドで貼る。
2. ガムテープなどの丸いものを使ってモコモコ線を書き、ハサミでカットする。ボンドが乾いたら完成。
3. 廊下などで、つっぱり棒を2本使ってあそぼう!
2本の棒の設置場所を斜めにしたり、真っ直ぐにしたり角度を変更すると、雰囲気が変わります。
彼女のTwitterではしましま屋根の作り方も教えています。
作る際に気をつけるべきことは?
「ポイントを挙げるなら『ボンドをしっかり乾かすこと』でしょうか。すぐに遊びたいところをちょっと我慢して、作ってから一晩は乾かしたほうが安心です。とっても簡単なので誰でも作れると思います」
素敵なおもちゃがたくさん売られている中でも、「手作りおもちゃには既製品とはまた違う良さがある」と話すむーさん。
11月20日に60種類以上の手作りおもちゃを掲載した書籍を出版します。
詳しくはこちらから。