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台風19号、関東直撃か。なぜ「猛烈な」台風が生まれるの?気象庁に聞いてみた。

なぜ今回の台風19号は「猛烈な強さ」なの?2019年の台風が強い理由は?気象庁に聞きました。

この3連休に台風が直撃する?本当に?そんなあなたに3分で読める台風記事ご用意しました。

時事通信

10月12日から13日未明にかけて本州に近づく見通しの台風19号。

気象庁の黒良龍太・主任予報官は9日の緊急会見で、こう話しました。

「台風は非常に強い勢力を保ったまま12日から13日にかけて、西日本から東日本に接近、または上陸する恐れがある。台風は大型のため、広い範囲で大きな影響を受ける恐れがある」

気象庁に、どうして最近は強い台風が続くのかを尋ねました。

時事通信

気象庁の天気相談所の担当者はこのように話します。

「台風が強くなるということは南の海上の水温が上がっているということですね」

一方で、強い台風の上陸が相次ぐ理由については「決定的な『なにか』というものは言えないです。色々なことが関係しているものですから」

気象現象の解析には様々なファクターを考慮して考えていく必要があり、現段階で特定の要因を抜き出すことは難しい、ということでした。

では、地球温暖化の影響もあるのでしょうか。

「今(の段階では)はなんとも言えない」という答えでした。

なお気象庁は2018年8月、中四国地方で激しい被害をもたらした2018年の豪雨と猛暑に関しては、「地球温暖化の影響があった」と発表しています。

過去に猛威を振るった台風の例は?

過去に大きな被害をもたらした台風について尋ねました。

まずは1954(昭和29)年の洞爺丸台風です。

気象庁のホームページによると死者1361名、行方不明者400名、負傷者1601名。全壊した住居は8396棟、半壊の住居は21771棟にのぼります。

当時、青森と函館を結ぶ青函トンネルはまだなく、青函連絡船が本州と北海道をつないでいました。

洞爺丸をはじめ5隻の青函連絡船が暴風と高波で遭難し、洞爺丸の乗員乗客1139名が死亡するなどの大惨事に。北海道岩内町では3300戸が焼失する大火が発生。さらに広い範囲で暴風となったため、被害は九州から北海道まで全国に及んだといいます。

死者・行方不明者数が観測史上最悪と言われるのは、1959(昭和34)年の伊勢湾台風です。気象庁のホームページによると、高潮による大規模な浸水などにより、計約5000人が死亡、あるいは行方不明となりました。

台風の「強さ」と「大きさ」には定義があります。

気象庁 / Via jma.go.jp

今回の台風19号の中心付近の最大風速は55m/sということで階級は「猛烈な」だといいいます。

台風19号は「大型」に分類されます。

気象庁 / Via jma.go.jp

今回の台風が最小限で収まることを祈ります。

Contact Reona Hisamatsu at reona.hisamatsu@buzzfeed.com.

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