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台風19号、関東直撃か。なぜ「猛烈な」台風が生まれるの?気象庁に聞いてみた。

なぜ今回の台風19号は「猛烈な強さ」なの?2019年の台風が強い理由は?気象庁に聞きました。

この3連休に台風が直撃する?本当に?そんなあなたに3分で読める台風記事ご用意しました。

気象庁に、どうして最近は強い台風が続くのかを尋ねました。

過去に猛威を振るった台風の例は?

過去に大きな被害をもたらした台風について尋ねました。

まずは1954(昭和29)年の洞爺丸台風です。

気象庁のホームページによると死者1361名、行方不明者400名、負傷者1601名。全壊した住居は8396棟、半壊の住居は21771棟にのぼります。

当時、青森と函館を結ぶ青函トンネルはまだなく、青函連絡船が本州と北海道をつないでいました。

洞爺丸をはじめ5隻の青函連絡船が暴風と高波で遭難し、洞爺丸の乗員乗客1139名が死亡するなどの大惨事に。北海道岩内町では3300戸が焼失する大火が発生。さらに広い範囲で暴風となったため、被害は九州から北海道まで全国に及んだといいます。

死者・行方不明者数が観測史上最悪と言われるのは、1959(昭和34)年の伊勢湾台風です。気象庁のホームページによると、高潮による大規模な浸水などにより、計約5000人が死亡、あるいは行方不明となりました。

台風の「強さ」と「大きさ」には定義があります。

台風19号は「大型」に分類されます。

今回の台風が最小限で収まることを祈ります。