「ある賞をいただくことになり…」動物言語学者がアンケートを実施→まさかの“選択肢”が「どう考えても一択」「確信犯」と話題。18万票集まる事態に!

    1枚だけ写真のインパクトが違う……。

    動物言語学者のあるアンケートがSNS上で話題となっています。

    ​東大准教授の鈴木俊貴さん(@toshitaka_szk)がX(旧Twitter)で、「ある賞をいただくことになりプロフィール写真を選ばなければならないのですが、どの写真がいいですかね?」と投稿したところ2.5万件を超えるいいねがつきました。

    リプライ欄には「確信犯だ!」「どう考えても一択」など数多くの反響が寄せられています。

    ある賞をいただくことになりプロフィール写真を選ばなければならないのですが、 pic.twitter.com/IYmU7kjdPt

    — 鈴木俊貴 Toshitaka Suzuki (@toshitaka_szk) December 20, 2023
    Twitter: @toshitaka_szk / Via Twitter: @toshitaka_szk

    動物言語学者として、シジュウカラやその仲間の鳥類を中心に言葉の意味を研究している鈴木さん。

    鈴木さんはプロフィール写真の候補として3枚の写真を投稿しました。

    1.2枚目の写真には双眼鏡を首にぶら下げた鈴木さんの姿。山林で野鳥を探している様子は学者らしい写真に仕上がっています。

    一方で3枚目の写真はかなりインパクトのあるものに。黒いワンちゃんと一緒に写る鈴木さんは枝をくわえ、四つんばいになっています。強い目ヂカラでワンちゃんと同じ方向を見つめている鈴木さん。

    プロフィール写真としてはひと癖あるものの(?)、とてもステキな写真です。

    これは、ついつい3を選びたくなる……。

    どの写真がいいですかね?

    — 鈴木俊貴 Toshitaka Suzuki (@toshitaka_szk) December 20, 2023
    Twitter: @toshitaka_szk / Via Twitter: @toshitaka_szk

    BuzzFeed Japanは、鈴木さんにお話を聞きました。

    ――それぞれの写真はどのようなシチュエーションで撮影されましたか?

    1と2:長野でのフィールドワーク 

    長野県の山林で、野鳥のシジュウカラやその仲間たちの鳴き声の意味を研究しています。野鳥を観察している様子や鳥語を解説している様子の写真です。

    3:京都をお散歩 

    愛犬のくーちゃんとお散歩しているようすです。動物を理解する上で大切にしていることは、かれらの視点に立って世界を眺めてみることです。同じ姿勢をとってみたり、視点を合わせてみることで気づかされることも沢山あります。動物の視点で世界をみてみる。犬に対しても鳥に対しても、同じように大切にしています。

    ――くーちゃんはどんなワンちゃんでしょうか。

    2歳の女の子。好きな食べ物はグランデリ鶏ささみもっちり棒。

    犬は人間の言葉をしゃべれませんが、犬と人間のあいだで「会話」は成り立ちます。真の会話に言葉なんていらない。そのことに気づかせてくれた大切な存在です。