LGBTの「今」を切り取った印象的な9枚の写真
世界最大級のデジタルコンテンツカンパニーGetty ImagesではLGBTQに関するビジュアルも豊富に取り揃える。印象的なのは、よりリアルで自然なビジュアルの数々だ。
世界を代表するビジュアルストック企業「ゲッティイメージズ」では、LGBTQに関するビジュアルも豊富に取り揃えている。
その中から今回は特に印象的な9枚をセレクトしてもらった。
1. 何気ない日常のひとコマ

「東京で若い同性カップルの日常を撮影した一枚。異性愛者からもLGBTQコミュニティの人からも、共感を呼ぶ写真と言えるでしょう」
2. 性別では定義できない個性的な彼女

「彼女に強い興味を持って撮影した一枚。
彼女を性別で定義しようとは思いません。
この写真では、彼女を定義するのは、まず第一に彼女の個性だということが表現できていると思います。皆さまも彼女についてもっと知りたいと思うのではないでしょうか」
3. レインボープライドへのサポートを芸術的に表現

4. あたたかい家族写真

「レズビアンのカップルと子供、そしてペットの犬の写真です。
同性カップルの日常であり、幸せな様子をおさえたあたたかい家族写真です」
5. 力強く誇り高いポートレート

「トランスジェンダーの方を被写体としたポートレート。
余計な演出などはなく、彼女の力強さがうまく表現されています」
6. 愛し合う二人の静かな日常

「京都の自宅で朝食を楽しむ同性カップルをとらえた一枚。
愛し合う人々の日常、ごく普通の静かな瞬間というのがポイントです」
7. LGBTQとサスティナブルを表現した一枚

「社会の重要なテーマであるサスティナブル(持続可能性)をLGBTQコミュニティの人々と表現した一枚。
LGBTQの人たちがより多くのテーマでビジュアルに表れることで、LGBTQのコミュニティに対する社会的な受容と支援に繋がると考えています」
8. 笑い合う二人

9. ある家族のワンシーン

「同性カップルと子供達の日常をおさめた1枚。オーセンティックな雰囲気が素晴らしい写真です」
LGBTQに対するイメージはよりリアルに
ゲッティイメージズが行った調査によると、日本人の73%が、『2つ以上の性別が存在することを受け入れるべき』と答えており、これは世界全体の調査(67%が同意)よりも高い結果でした。
「日本人のビジュアルリテラシーが高まっている現代において、企業やブランドは固定観念に囚われず、現実的でインクルーシブな方法でLGBTQコミュニティを表現するイメージを使うことが、これまで以上に求められています」(ゲッティイメージズ ジャパンの島本久美子社長)
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世界各地でLGBTQコミュニティの文化を讃え、権利向上に向けて支援するイベントなどが開催される毎年6月の「プライド月間」。BuzzFeed Japanは2020年6月19日から28日まで、セクシュアルマイノリティに焦点をあてたコンテンツを集中的に発信する特集「レインボー・ウィーク」を実施します。
特集期間中は、ハッシュタグ「#虹色のしあわせ🌈」を活用し、さまざまな記事や動画コンテンツを配信します。
【配信中】オトマリカイ@ BuzzFeed News Live あなたのお悩み一緒に考えます🏳️🌈 LGBTQの当事者から寄せられた相談について、りゅうちぇるさん(@RYUZi33WORLD929)&ぺえさん(@peex007)と一緒に考えます。 視聴はこちらから👇 #PrideMonth #虹色のしあわせ🌈 https://t.co/H3uXcYtszu
6月27日にはTwitterで、ゲストのりゅうちぇるさん、ぺえさんにLGBTQ当事者がお悩みを相談するライブ番組「オトマリカイ@BuzzFeed News LIVE あなたのお悩み、一緒に考えます。」を配信しました(視聴はこちらから)。
