子宮頸がんなどを防ぐHPVワクチン。
無料でうてるのはどんな人?
サッコ先生に聞いてみましょう。
基本は小6から高1 2025年まではうちそびれた人などに無料のチャンス
🐼:HPVワクチン、無料でうてるって聞きました。どんな人が無料になるのですか?
サッコ先生:小学6年生から高校1年生までの女子が無料でうつことができます。
それに、誕生日が1997年4月2日~2006年4月1日の9学年の女子は過去に自治体からのお知らせが十分に届いていなかったため、2025年3月まで無料でうつことができます。これを「キャッチアップ接種」と言いますよ。
このほか、平成18・19(2006・2007)年度生まれの女子も、通常の接種対象の年齢を超えても、2025年3月までは無料でうてます。つまり、今年中学3年生の女子は高校2年生まで、高校1年生の女子は高校3年生まで無料です。
今、無料でうてるHPVワクチンは3回で約5万円します。これより効果が高いけれど自分で全額支払わなければならない「9価ワクチン」は3回で約10万円です。
効果の高い9価ワクチンの無料化を待つべき?
🐼:どうせなら、効果の高いワクチンを無料でうちたいです。
サッコ先生:今、より効果の高い9価ワクチンも2023年度の早い時期から無料でうてるようになりそうです。
でも早ければ早いほど効果が高くなるので、いつ無料になるのかわからないものを待つよりは、今あるものを早めにうつという選択肢もあります。
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