アメリカで、アジア人差別に抗議する声が広がっています。

2021年3月16日には、アメリカ・ジョージア州アトランタ市および近郊で、アジア系の従業員が多く働くマッサージ店複数を21歳の男が相次いで銃撃し、アジア系6人を含む8人が死亡しました。

テニスの大坂なおみ選手は、アジア人差別に対してツイッターやインスタグラムで声をあげています。
「人々がタピオカやアニメ、餅、お寿司、抹茶を愛するように、アジア人も愛していたら…。考えてみて。ある文化から生まれたもので利益を得て楽しんだ後、それらを生み出した人種を攻撃、軽視していることを」
If people loved Asian people as much as they love bubble tea, anime, mochi, sushi, matcha etc... Imagine profiting/enjoying things that come from a culture and then attacking/diminishing the ethnic group that created it.
大坂選手のツイートは1.1万回以上リツイートされ、5万以上のいいねがついています。
また、大坂選手は自身のツイートをインスタグラムにも投稿し、このように語りました。
「これ(ストップ・アジアン・ヘイト:アジア人差別をやめろ)がハッシュタグやスローガンにならなきゃいけないこと自体が、本当に悲しい。常識になるべきなのに、今この世界では、常識は非常識みたい」
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:吉谷麟