写真家、マイケル・ガリンスキーはアメリカ中のショッピングモールをカメラに収めていた。
彼はいま、これまで未発表の写真を集めた写真集「The Decline of Mall Civilization」の発売へ向けて、クラウドファンディングを実施している。
彼の写真を何枚か紹介した際に、寄せられたのは想定外のメッセージだった。それはNetflixで配信中のドラマ「ストレンジャー・シングス3」に似ているという指摘だった。
マイケルはこうした反応を受けて、「彼らは本当によくリサーチをしている」とコメントしている。
「ストレンジャー・シングス」に登場するショッピングモールは80年代のアメリカをどこまでも忠実に再現している。
「ストレンジャー・シングス」の製作を手がけているダファー兄弟はノースカロライナ州のダーラム近郊で生まれ育った。マイケルはにその近くにあった3つのショッピングモールも過去に撮影していた。
以下は、マイケルのコメントだ。
「今回の写真集に収録している写真の多くはサウススクエア、ノースゲートそしてユニバーシティーモールで撮影されたものです。
クラウドファンディングサイト上でのコメントやメールで、(「ストレンジャー・シングス」に登場するモールと)似ているというが届いています。
15〜20箇所のショッピングモールを撮影していますが、そのうち3つのモールの近くに彼ら(ダファー兄弟)が住んでいて、しかもそのうち1つによく通っていたというのはとても興味深いことです」
こちらが「ストレンジャー・シングス3」でのワンシーン。
そしてこちらがノースカロライナ州にあるノースゲートの写真。
マイケルは「ストレンジャー・シングス」に非常に似た風景が登場する写真を何枚か選び、送ってくれた。
そこにはアメリカの80年代の風景が広がっている。
この風景も…
たしかに、そこに存在していた。このモールはダファー兄弟が通っていた学校から3kmほど離れた場所にある。
見慣れたあの景色も…
やはり実在のモールがモデルになっている。
ダファー兄弟の思い出のモールを忠実に再現した「ストレンジャー・シングス」製作陣の努力に拍手!
マイケルの写真集はこちらから確認することができる。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:千葉雄登