アメリカの女子バスケットボール界で注目を集めている、ケイトリン・クラーク選手(22)。
その後に行われた入団会見で、クラーク選手と男性記者のやりとりが話題を呼んでいます。
地元紙の男性スポーツ記者が、会見の場で質問をした際、クラーク選手に向けて、手で「ハートの形」をつくりました。
クラーク選手が「そのポーズ好きなの?」と尋ねると、記者は「今、君がここにいることが好き」と返しました。
クラーク選手は、「試合後、いつも家族に向けてそのポーズをします。感謝しているから」と説明します。
それに対し、男性記者は「そうなんだ。じゃあ、これからそのポーズを私にもして。そしたら、仲良くやっていけると思うから」と発言。
会場に笑いが起きたものの、クラーク選手は笑顔のまま、返答をしませんでした。
Xに投稿された動画は、4000万回以上再生されており、男性記者の言動について、批判的なコメントが寄せられました。
💬「これって、セクハラじゃないの?」
💬「男性が女性をモノではなく、人として会話ができるかチャレンジ(不可能)」
💬「プロらしくないし、気持ち悪い」
男性記者は4月18日、Xに謝罪文を投稿しました。
「本日、クラーク選手をインディアナ・フィーバーに迎え入れた際、手でハートの形をつくりました。当時はおもしろいと思ったものの、軽率な行動でした」
「その後のコメントも不器用で、ぎこちないものでした。心よりお詫び申し上げます。悪気はありませんでした。以後、気をつけます」
この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:アシュウェル英玲奈