男性記者が、女子バスケ選手に過剰な要求。ネットでは「セクハラ」と指摘→後日、謝罪

    アメリカ女子バスケ界で活躍するケイトリン・クラーク選手。プロリーグへの入団会見での、記者の言動が物議をかもしています。

    アメリカの女子バスケットボール界で注目を集めている、ケイトリン・クラーク選手(22)。

    その後に行われた入団会見で、クラーク選手と男性記者のやりとりが話題を呼んでいます。

    Reporter: 🫶

    Caitlin Clark: "You like that?"

    Reporter: "I like that you're here."

    Caitlin: "Yeah, I do that at my family after every game.”

    Reporter: "Start doing it to me and we'll get along just fine."

    Caitlin: 😳

    (via @IndianaFever / YT)pic.twitter.com/BBjU881K7a

    — ClutchPoints (@ClutchPoints) April 17, 2024
    Indiana Fever YT / Via youtube.com

    地元紙の男性スポーツ記者が、会見の場で質問をした際、クラーク選手に向けて、手で「ハートの形」をつくりました。

    クラーク選手が「そのポーズ好きなの?」と尋ねると、記者は「今、君がここにいることが好き」と返しました。

    クラーク選手は、「試合後、いつも家族に向けてそのポーズをします。感謝しているから」と説明します。

    それに対し、男性記者は「そうなんだ。じゃあ、これからそのポーズを私にもして。そしたら、仲良くやっていけると思うから」と発言。

    会場に笑いが起きたものの、クラーク選手は笑顔のまま、返答をしませんでした。

    Xに投稿された動画は、4000万回以上再生されており、男性記者の言動について、批判的なコメントが寄せられました。

    💬「これって、セクハラじゃないの?」

    is this not sexual harassment?????????? https://t.co/a6A85nYccJ

    — leviya (@lisco_2000) April 17, 2024
    Indiana Fever YT / @lisco_2000

    💬「男性が女性をモノではなく、人として会話ができるかチャレンジ(不可能)」

    @EMT_Ashlie

    💬「プロらしくないし、気持ち悪い」

    Twitter: @RikDaddy

    男性記者は4月18日、Xに謝罪文を投稿しました。

    Today in my uniquely oafish way, while welcoming @CaitlinClark22 to Indy, I formed my hands into her signature 🫶. My comment afterward was clumsy and awkward. I sincerely apologize. Please know my heart (literally and figuratively) was well-intentioned. I will do better.

    — Gregg Doyel (@GreggDoyelStar) April 17, 2024
    @GreggDoyelStar

    「本日、クラーク選手をインディアナ・フィーバーに迎え入れた際、手でハートの形をつくりました。当時はおもしろいと思ったものの、軽率な行動でした」

    「その後のコメントも不器用で、ぎこちないものでした。心よりお詫び申し上げます。悪気はありませんでした。以後、気をつけます」

    この記事は英語から翻訳・編集しました。  翻訳:アシュウェル英玲奈