アメリカ在住で、アパレル起業家として活躍するマロリー・オッタリアーノさん(32)。
「このドレス1着を作るのに、生地代が19.25ドル(約2600円)。上質な生地を選んで、豊富に使っています」
「でもコストはそれだけではありません。開発費がかかります」
「さらに、雑費がかかってきます」
マロリーさんは、自社のブランドで製造した洋服の利益についても話を踏み込みます。
「この話を聞いて、あなたはもう服のコストや我々がもらう利益がどのくらいか理解しましたよね」
BuzzFeedは、マロリーさんに話を聞きました。
「コロナ禍を経て、原材料や部品の調達から販売、消費までの一連の流れ『サプライチェーン』を理解する人が増えました」
マロリーさんは、サプライチェーンの透明性は重要な議題で、顧客との良好な信頼関係につながると主張します。
そして、「サステナブルな服は高すぎる」という考えは的外れだと話します。
マロリーさんは、サステナブルなファッションは必ずしも高価格である必要はないと締めくくりました。
「中古品を買ったり、節約したり。ファストファッションをまとめ買いするのではなく、持続可能なものを少数だけ買う。トレンドの服でなく、色々着こなせる服を選ぶ。破けた服を縫い直して寿命を延ばす。これらすべてが、環境にやさしい取り組みです」
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:髙島海人
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