3週間以上続くキラウエア火山の噴火 溶岩は家や森を飲み込み続ける

    一部の溶岩は沿岸部まで到達。海に流れ出たマグマは有毒なガスを発生させるため非常に危険な状態となっている。

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    溶岩が亀裂から噴出している様子。キラウエア火山の麓、イーストリフトゾーンにて撮影。(5月18日)

    ハワイ島のキラウエア火山の噴火の光景は、まるで夢でも見ているかのよう。この噴火はいまも拡大している。

    噴火活動は5月3日に始まり、住宅地にほど近いエリアで確認された地面の亀裂からは溶岩が流れ出た。これらは人々の生活圏も脅かし、2000人以上が避難を余儀なくされている。

    このエリアでは20個以上の亀裂が確認されており、溶岩だけでなく有毒ガスも噴出している。最低でも40軒の建物が破壊されており、1名が怪我をした。

    US Geological Survey

    噴出されたばかりの溶岩はすでに地表に放出されたマグマよりも早く流れ出るとされている。このため溶岩流のスピードが日に日に加速しているようだ。ピークには1時間に300メートル以上進むこともある。

    週末には溶岩流のスピードが加速、沿岸部まで流れ出た。溶岩が海へ到達すると、白い煙が上がる。米国地質調査所の発表によれば、この「レイズ」と呼ばれる現象は、溶岩が海水に触れて化学反応を起こすことで発生。塩酸ガスや火山性のガラスの微粒子を含んだ有害な煙が流れているため警戒する必要がある。

    USGS

    溶岩は森を飲み込み、そして海へと流れ出る。陸と海の境目はレイズによって生じる煙で目視で確認することは難しい。

    USGS

    上空から撮影された沿岸部の様子。溶岩が海へと流れ出てレイズが発生している。(5月20日)

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    溶岩は夜も休むことなく亀裂から流れ出ている。(5月18日)

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    住宅地の近くでの噴火も確認されている。(5月18日)

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    近くに住む人々は溶岩の進む先を見守り続ける。(5月19日)

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    細長い亀裂からは溶岩が絶え間なく噴出し続ける。結果としてこの周辺で二酸化硫黄の値が上昇していることを確認。大気中へのガス流出を抑える試みが必要とされている。

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    道を覆った溶岩。道路上の標識や電線も飲み込まれてしまった。国立公園の担当者とハワイ州の運輸局は道を通行可能な状態へ戻すため、固まってしまった溶岩を剥がす作業を続けている。

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    勢いよく吹き出す溶岩。

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    亀裂からはいまも溶岩が噴出し続けている。

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    キラウエア火山の麓に溶岩が流れ出て、自然や住宅を飲み込んでいく様子を上空からヘリで撮影した。(5月17日)

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    写真の中に写り込んだ建物は噴火から身を守るためのシェルターの1つ。溶岩によって生活を脅かされた人々はこうしたシェルターに逃げ込むことができる。(5月18日)

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    麓の亀裂からも溶岩は流れ出る。

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    溶岩に飲み込まれた森では火災による被害も深刻だ。

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    沿岸部へと流れ出た結果、溶岩が二手に分かれてしまうこともある。


    この記事は英語から翻訳されました。翻訳:千葉雄登

    BuzzFeed JapanNews

    Michelle Broder Van Dyke is a breaking news reporter for BuzzFeed News and is based in Honolulu.

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