能登半島地震で全焼した「永井豪記念館」原画やフィギュアは無事だった→「不幸中の幸い」「耐火壁が超合金Zやったんや」と喜びの声

    「弊社からお貸出ししている原画およびフィギュア等の展示物は焼失せずに現存しておりますことが確認されました」

    『マジンガーZ』などの作品で知られる漫画家・永井豪さんの記念館が能登半島地震で全焼しましたが、原画やフィギュアなどの展示物が焼失せずに残っていたことが分かりました。

    地元出身の永井さんのキャラクターを多数展示する永井豪記念館は石川県輪島市内に2009年に開館。著名な観光スポットになっていました。

    永井さんが運営するダイナミックプロダクションは1月25日、公式X(旧Twitter)を更新して永井豪記念館の最新状況を報告しました。

    輪島市立永井豪記念館に関しまして、みなさまに重要なお知らせがございます。
    ぜひご覧ください。#永井豪 #ダイナミックプロ pic.twitter.com/OxyqlMyehI

    — ダイナミックプロ【公式】 (@Dynamicpro_info) January 25, 2024
    Twitter: @Dynamicpro_info

    この投稿に添付された声明は「輪島市立永井豪記念館に関する重要なお知らせ」と題されたものでした。

    「永井豪記念館を管理・運営しております輪島市観光課よりご連絡いただきまして、本日1月25日午前中に観光課のご担当者さまが記念館内部に立ち入り調査をしましたところ、弊社からお貸出ししている原画およびフィギュア等の展示物は焼失せずに現存しておりますことが確認されました」

    「なお現在は輪島市により安全な場所へ移動のうえ保管されているとのことです」

    と、展示物の無事を報告。

    続けて、

    「永井豪記念館は建設時に、既存の建物の改築に加え、原画等の展示棟を増築したのですが、その際に施された耐火対策が功を奏したものと思われます」

    「十分に対策をとっていただいた輪島市のみなさんにも心よりお礼申し上げます」

    と感謝の思いをつづりました。

    最後には、

    「詳しい状態などはまだ調査中とのことですが、ご心配いただきましたみなさまにまずご一報をということで、輪島市のお許しを得まして、こちらで公表させていただきます」

    「引き続き被災地では人命と生活が第一の活動が続けられております。続報が入りましたらまたこちらでもしくは輪島市よりみなさんにお知らせいたしますので、この件につきまして輪島市への取材は厳にお控えいただきますようお願い申し上げます」

    と締めくくっています。

    『マジンガーZ』などを生み出した漫画家・永井豪さんの作品などが展示されている「輪島市立永井豪記念館」は、2024年1月1日に起きた「令和6年能登半島地震」による大規模火災で焼失。

    被災後の1月10日に、同公式Xは

    「記念館の被災状況につきましては、いずれわれわれにも状況が伝わりましたらみなさまにもお知らせさせていただきますので、その時をお待ちいただければと思います」

    とコメントを発表し、ファンからは心配する声が上がっていました。

    また、同時に永井さんも

    「記念館については、おそらく多くの展示物が被害を受けのではと思いますが、私は現役のマンガ家ですので、もし失われていたとしても、いくらでもまた描いたり作ったりすることが出来ると思っています。そのこと自体は大したことではありません」

    「それよりも今は、輪島をはじめとする各地で被災されたみなさんが一日でも早く元の生活を取り戻せるよう、少しでもお手伝いができればと思っております」

    と思いをつづっていました。

    奇跡的な展示物既存の報告に、ネット上では

    「人類の宝が無事で何よりです🥹」

    「たぶん、耐火壁が超合金Zやったんや」

    「不幸中の幸い、本当に良かったです!」

    「記念館復活の暁にはぜひ伺わせて頂きます!」

    などのコメントが寄せられています。

    #永井豪#ダイナミックプロ よりみなさまへ pic.twitter.com/geMeXznVNK

    — ダイナミックプロ【公式】 (@Dynamicpro_info) January 10, 2024
    Twitter: @Dynamicpro_info