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フィギュア混合ペア代表「性役割の期待にプレッシャー感じる」と告白。冬季五輪初のノンバイナリー選手に注目

2022年冬季北京五輪に出場予定の選手が、ペアスケート界の常識に挑戦する演技で話題になっています。

2022年冬季北京五輪で、フィギュアスケート・団体と混合ペアに出場する米代表、ティモシー・ルデュク選手(写真左)。

「ノンバイナリー」とは、男性や女性の枠に当てはめない性自認や性表現を持つ人のことを指します。

ルデュク選手は、アシュリー・ケイン選手とペアを組み、北京五輪で初めての五輪メダル獲得を目指しています。

ルデュク選手は、NBCのインタビューに対し、ノンバイナリーのスケーターとしての心境を語りました。

ルデュク選手とケイン選手は、次のようにも話します。

ルデュク選手は、自身が注目される以前にもノンバイナリーのアスリートはいたと語ります。

2021年6月、トランスジェンダーでありノンバイナリーのスケーター、エリオット・ハルバーソン選手とルデュク選手が、インスタグラムで対談をしました。

2人は、ペアスケート界における異性愛規範(異性愛が唯一正しいとする恋愛の規範)について、それぞれ意見を述べました。

ルデュク選手は対談で、男性スケーターに寄せられる「期待」について次のように語りました。

同時に、過度な期待への難しさを語っています。

ルデュク・ケイン両選手は、こうしたペアスケート界の常識に挑戦する演技が評価されています。

ケイン選手は、2022年1月の全米選手権で優勝を確実にした際、NBCの記者会見に対し、次のように語りました。

ルデュク・ケインペアは、日本時間2月18日にペア・ショート、19日にペア・フリーに出場予定です。

この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:髙島海人