90年代に大学に行った人だけがわかる27のこと
スマートフォンもWi-Fiもない。この苦労は今の学生には絶対にわからないでしょう。
1. パソコンなんか持っていなかったはずです。もし持っていたとしても、見た目はこんな感じでずっしりと重かったでしょう

2. インターネットが使いたかったら「コンピューター・ルーム」に行かなくてはいけませんで した。ページの読み込みを待つのに何時間も費やしたものです
Hotmail をチェックしてからチャットルームでちょっと会話したいだけなのに。
同じ寮にこういったことが得意で部屋にパソコンがある生徒がいて、違法にテレビ番組や映画をダウンロードしてもらったことのある人もいるでしょう。でもその作業は、学期が終わってしまうくらい時間がかかったはずです。
3. それでも、家で親のパソコンを使うのと比べれば贅沢でした。家でネットを使うには、母親が電話を使っていない時間帯を狙わなくてはいけませんでしたから

4. あの頃は、作業するのに絶対テクノロジーが必要というわけではありませんでした。Wikipediaは存在しませんでしたし、ノートは万年筆でとっていました。保存するにもリングバインダーにとじていました

当時はまともな字が書けましたし、そのことに誇りも持っていました。最近ではペンを持つだけで手がつるし、ましてやA4サイズのノート1ページをきれいな字でうめるなんて無理です。
5. 論文とは、物理的に「提出する」ものでした

6. 誰かに伝えたいことがある場合は、ドアにメモを貼りました

「お父さん、みんなへ。起きたら片付けるから。許して。よろしく。」
7. 携帯電話を持っている人はほとんどいませんでしたから、友達で集まる時は、全員が約束を守らなくてはいけませんでした。

8. クラブやバーで友達とはぐれて、夜遅くまで探さなくてはならないこともありました

9. もし携帯電話を持っていたとしても、機種はNokiaで、保存できるテキストメッセージは8件だけでした。ですから、どのメッセージを保存しておくか悩んだものです。

10. 新入生歓迎期間中は、公衆電話を使いたければ長時間並ばなくてはいけませんでした。

みんな、故郷の彼氏や彼女に電話をかけたがっていましたから。学期末にはほとんどが別れていましたから、その頃は並ぶ列も短くなっていました。
11. テレホンカードを学期の始まりにチャージして使っていた人もいるでしょう。

12. 大学に入ったばかりのころの会話は、80年代の子供のテレビ番組が中心でした。

それ以外に、「どの学校に通っていたの? 何が専門なの?」など、色々な人に同じことを何度も聞かれました。今ではそんな質問も減りました。なぜかというと、学期が始まる前にソーシャルメディア上で友達になるので、こういった基本的なことはすでに知っているからです。
13. 一学期の終わりには、休暇中も互いに連絡がとれるように、新しい友達全員の電話番号と住所をノートに書きとめました。

ポケベルを持っていた人も1人か2人はいたかもしれません。
休暇中に友達に電話をかける時は、友達の父親が電話に出て、友達と話す前に少し言葉を交わさなくてはいけなくなるかもしれないという危険が常にありました。
14. 他の大学にいった友達にうまくいっているかどうかを報告するのには、手紙を送ったものです。
15. そして、メールは目新しいものでしたから、長文も送りました。
いくつもの段落を使って、感情、ユーモア、逸話であふれる美しい長文を何時間もかけて作成したものです。メール1つ書くのにそれだけの手間をかけるなんて、今では想像できませんよね。
16. 何かが起こっている時、それを知る唯一の方法は掲示板を見ることでした。

17. 電車やバスの時刻表は、壁に貼ってあるか引き出しに押し込んでありました



一般的に、当時は紙であふれていました。Google Mapsが登場する前は、どこに行くにも地図を持ち歩いたものです。
18. 寮に、このポスターを貼っていた人が絶対にいたでしょう

19. まったく構わずにどこでも好きなところでタバコが吸えました

コンサート、バー、クラブ、部屋ですら吸えました。タバコを吸わない人でも、夜出かけると服も髪もタバコ臭くなったものです。
20. 誰かが自分の部屋に遊びに来るのが嬉しかったものです。それは自分の最高のCDコレクションを見せびらかすことができるということでしたから


21. 毎学期末、持っていたステレオを家に持ち帰るのには苦労したものです

ディスク切り替え機能もついていました。
22. カセットデッキがダビングに対応しているかどうかは大事なことでした。いつ誰かにテープを作ってあげたくなるかわかりませんからね。

再生順序を考えたりトラックリストを手書きしたり、作り上げるには週末中かかる場合もありました。
クールなDJタイプに限り、「ミックス・テープ」と呼んでいましたね。
23. ドラムンベースを聞きに行こうといつも誘ってくる友人がいました

ドラムビートではなくベースラインに合わせて踊るべきだ、なんて言われませんでしたか。
24. でもやることがほとんどない日もよくありました。時には、誰かの部屋で一晩中しゃべり明かすこともありました

25. 誰かがスマートフォンに夢中になっているなんてことはありませんでしたから、会話を続けるのは簡単でした

26. 写真をとる人もませんでした

写真は現像しなくてはいけませんでしたし、ほとんどがクズのような仕上がりでした。
27. つまり、今も写真で残っている証拠はほとんどないということです!


良かったですね!
その頃Instagram、Facebook、あるいはSnapchatが存在していて、当時のあなたが永久的に残っていたとしたらどうですか? 考えるだけでも耐えられません。