「精神崩壊を起こした」『スパイダーマン』俳優、活動休止を発表。ドラマ撮影で「ボロボロに」

    映画『スパイダーマン』シリーズの俳優トム・ホランドが、1年間の活動休止を発表。最新ドラマの役作りが与えた、メンタル面への影響について明かしました。

    映画『スパイダーマン』シリーズの俳優トム・ホランドが、1年間の活動休止を発表しました。

    トムは、6月9日にプレミア公開されたApple TV+のドラマシリーズ『The Crowded Room(原題)』に出演しています。

    トムは先月、同ドラマの撮影で、現実の自分とドラマのダニーが混同し、精神崩壊を起こしたと「Entertainment Weekly」のインタビューで明かしました。

    役から離れるため、撮影期間中に突然頭を剃りたくなったこともあるといいます。

    ドラマのプレミア公開を終えた先日、「Extra TV」のインタビューでトムは、同役を引き受けること自体が「恐ろしかった」と振り返りました。

    同ドラマのプロデューサーを務めたことが、辛さに拍車をかけたとも述べています。

    精神的な限界を感じたトムは、休暇をメキシコで過ごしたそう。その後、俳優業を1年間休止することに決めたといいます。

    現在、業界から離れているトムは、友人や家族とリラックスした時間を過ごしているということです。

    ドラマの撮影は苦しい経験でありながら、「いい面もあった」と話しています。ダニー役を演じることで、役者として大きく成長し、今までよりも自信がついたそう。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:筒井華子