歌手のセレーナ・ゴメスが、彼女に集まった体形批判に対し、TikTokのライブ配信でメッセージを発信しました。
水着姿がパパラッチされ「太っている」といった心ないコメントが殺到するなど、セレーナは過去に何度も体形批判の的になっています。
そのたびに反論し、ポジティブなメッセージを発信してきました。
セレーナは、指定難病に認定されている自己免疫疾患「全身性エリテマトーデス」を抱えていることを公表しています。
2017年に治療の一環として腎臓移植手術を受けたことも、自身のインスタグラムで明かしました。
セレーナは2月16日、TikTokのライブ配信で体形批判に反論。持病にも触れ、薬の副作用で体重の変動が激しいことを明かし、アンチを一蹴しました。
動画内でセレーナは、薬の副作用でむくみやすいと説明します。その後「私はモデルではないし、モデル体型になることもない」と語りました。
「周りには理解してもらえない困難と戦い、そのせいで自分に自信が持てない人を励ましたいの。あなたたちはみんな、すばらしい存在で美しいのよって」
「もちろん気持ちの浮き沈みはあるし、自分に自信が持てない日もあるかもしれない。でも、私は自分の健康を第一に考えている。(体重の変動があっても)持病の薬は、私にとって大切なものなの」
「サポートしてくれる人、理解を示してくれる人にお礼を言いたい。アンチコメントを残す人は、どこかに消えて。体形であれどんな理由でも、誰かを辱める行為は許せないの」
配信が終わった後、ファンはセレーナに対し温かいコメントを残しました。
「体形批判や彼女の見た目が変わったという質問に対して、わざわざライブ配信で説明しなきゃいけないなんて…」
「いちいち持病の薬で体重が増加したことを説明しなきゃいけないなんて…アンチは卑劣。嫌になる」
「体重が増えたことに対して、正当な理由をつけて説明しなきゃいけないなんて悲しいよね。説明する必要なんかないよ」
「病気と戦う女性に体形批判をするなんて…一部の人たちはひどすぎる。何度も体形批判に反論してきたのに、まだやめない人がいるなんて…セレーナはこんなこと気にする必要ないよ」
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:オリファント・ジャズミン