「産後3週間は、1日中泣いていた」人気セレブが明かす、産後うつのリアル「悩んでいるママたちに打ち明けたい」

    モデル、実業家として活躍するカイリー・ジェンナーが、産後うつに悩んでいた過去を明かしました。「たとえ辛くても、自分のありのままの感情を受け入れてあげて」と、世の中の母親たちにエールを送ります。

    リアリティ番組スターで、実業家としても知られるカイリー・ジェンナー。先日公開されたヴァニティ・フェア誌のインタビューで、産後うつに悩んでいた過去を明かしました。

    現在25歳のカイリーは、ラッパーのトラヴィス・スコットとの間に、娘ストーミーちゃん(5)と息子エアーくん(1)がいます。

    今までにも子育てや産後について、自身の経験を発信してきたカイリー。エアーくんを出産した6週間後には、インスタグラムに動画を投稿し、「産後のプレッシャー」について語っています。

    「インターネット上だと、他の人は子育てに対して余裕があるように見えてしまうかもしれない。産後に悩んでいる人たちにとっては、それがプレッシャーになる」

    「だからこそ、公の場で悩んでいることを打ち明けたかった。私は子育てに悩んでいるよ、精神的にも肉体的にも超大変なんだよってね」

    「私自身、自分にプレッシャーをかけていることに気づいた。そういう時は自分にリマインドする。『私の体は人間を作り上げたのよ!美しい息子をね』って」

    「『出産前の状態に戻らないといけない』というプレッシャーをかけるのはもうやめよう!体形だけではなく、精神面でも」と、ファンに向けて呼びかけました。

    カイリーは、出演中のリアリティ番組『カーダシアン家のセレブな日常』でも、産後のマタニティブルーについて明かしています。

    「産後3週間は、1日中泣いている日が続いた。そのせいでひどい頭痛を引き起こして…ベッドで横になっていた」

    そして2月22日に公開された、イタリア版ヴァニティ・フェア誌のインタビューでも、カイリーは産後うつについて語り、子育てで悩んでいる母親たちに向けてエールを送りました。

    「産後うつは、1人目と2人目で2回経験しているの。1人目のときは本当に辛かったけど、2人目はなんとか乗り越えられた」

    「他の女性にアドバイスするとしたら、『あまり考えすぎないで』と言うかな。たとえ辛くても、自分のありのままの感情を受け入れて」

    「気分が落ち込んでいるときは、『ずっとこの精神状態だったら…』『体形が戻らなかったら…』『以前の自分に戻れなかったら…』と考えてしまうかも。私もそうだった」

    「でも、大丈夫。産後のホルモンや感情は、あなたがコントロールできるものじゃない。自分に起こっている変化を恐れすぎないで。母親だからこそ経験できる、素晴らしい出来事に目を向けてほしい」

    続けて、インタビュアーから「母親になってよかったこと」について聞かれたカイリーは、「病院で赤ちゃんを腕に抱えて、2人だけの世界にいる瞬間」と答えました。

    「はじめましての小さな人間と絆を深める、魔法のような貴重な体験だと思う。あとは、赤ちゃんをはじめて家に連れて帰る瞬間ね」

    インタビューの全文(英語)は、イタリア版ヴァニティ・フェア誌のサイトから🌈

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:オリファント・ジャズミン