「子育て計画なし、育児本は読んでない」妊娠中の人気女優が語る母親像

『ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』でペニー役を務め、昨年10月に妊娠を発表した俳優のケイリー・クオコ。エンタメメディアのインタビューで、妊娠や子育て、撮影秘話について語った。

人気コメディドラマ『ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』でペニー役を務めた、俳優のケイリー・クオコ。

Daniele Venturelli / WireImage

昨年10月、パートナーで俳優のトム・ペルフリーとの間に、女の子を妊娠したと発表した。

Daniele Venturelli / WireImage

それから数カ月、ケイリーはインスタグラムで妊娠の経過について、フォロワーに発信し続けている。

Instagram: @kaleycuoco

先日、芸能メディア「エンターテインメント・トゥナイト」の取材に応じたケイリーは、妊娠の経験について詳しく語った。ケイリーいわく「母親になることについて、とくに計画はない」という。

Instagram: @tommypelphrey

「育児や母親になることについて、何の計画もない。子育てに関する本も一冊も読んでない。これが私の母親像ね」

Roy Rochlin / WireImage

「私は普段から、何でも備えるタイプじゃない。私のやり方ではないから。それでもうまくいくと思っているし、私はそのプロセスを信じている」

「きっとうまくいく。そうやって人生を歩んできたんだから。今の時代、私たちはとても追い詰めらていると思う」

一方、パートナーのトムはケイリーとは逆に、たくさんのリサーチをするタイプだという。

Jeff Kravitz / FilmMagic

「トムは私たち2人のために、十分すぎるくらい色々と調べてくれた。今なら、彼が赤ちゃんを産めるんじゃないかな（笑）」

また、ケイリーの周りには子育て経験豊富な親が多く、助けられていると明かした。

Amy Sussman / Getty Images

 「ある日、（子育てに関して）質問があって、友だちに電話をかけたの。彼女も生まれたばかりの子どもがいてね」

「私が『これから先、どうしたらいいかわからない』って言うと、彼女は『それは赤ちゃんが教えてくれるから』って言ってくれたの。私はその考えが本当に気に入った」

一方、出演が決まっていたコメディ・スリラードラマ『Based on a True Story （原題）』の撮影では、ケイリーの妊娠によって当初の脚本が変更になった。しかし、製作陣はケイリーの妊娠に協力的だったという。

Amy Sussman / Getty Images

「作品出演に合意したとき、私は妊娠していなかったから、脚本の内容はかなり違ったの」

「撮影が始まって1〜2カ月後、プロデューサーと会って『このキャラクターが妊娠するとしたら、どう思う？』って聞いてみた」

「そしたら部屋中『オーマイゴッド』であふれかえっちゃって。私は『わかってる、ごめん』と思った」

「そしたらみんな『いや、きっと上手くいくよ』って」

「色々あって脚本は変わったんだけど、結局のところ、ドラマの中でも特におもしろい部分になった」

最後に、撮影中のいちばんの経験は「妊娠したこと」だったと、ケイリーは語った。

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「妊娠して、好きなものを食べて、着心地の良い服を着て…。みんなが私を女王様のように扱ってくれた。撮影セットには、17種類もの椅子が用意されていた」

「私の人生で初めての経験だから、みんなが十分すぎるくらい面倒をみてくれた。そういったことも、この作品のすばらしい部分だと思う」

この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳：吉谷麟