9歳から子役として活躍。ドラマ『ウェンズデー』の人気女優が明かした苦悩「仕事がなかった」

Netflixドラマ『ウェンズデー』のジェナ・オルテガが、英BAZAAR誌のインタビューに登場。子役として経験した苦悩を明かしました🎤

Netflixドラマ『ウェンズデー』のジェナ・オルテガ（21）が、英BAZAAR誌のインタビューに登場し、これまでの俳優人生について振り返りました。

NBC / Nathan Congleton / NBC via Getty Images

9歳から子役として活動しているジェナ。メキシコとプエルトリコにルーツを持つ彼女は、これまで経験してきた苦悩を明かしました。

Lester Cohen / Getty Images

「子役としてできる仕事は主に2つあります。誰かの若い頃の役か、誰かの子ども役です」

「当時、主役級の役にヒスパニック系の俳優が選ばれることは少なく、そもそも子役として回ってくる仕事が少なかったです」

「子役時代にやりたかった仕事の多くは、私の外見のせいで、受かることはほとんどありませんでした」

ジェナは子役としての実力ではなく、外見のせいでオーディションに落ちる日々を、「とても辛かった」と振り返ります。

Anadolu Agency / Getty Images

「自分では変えられないものが、（成功を）妨げていると知るのはとても辛かったです」

「シンデレラみたいに見えるように、金髪にしたいと思ったこともあります」

「でも髪色を変えてしまえば、若い女の子たちが私を見た時に、“他の人から『きれい』『価値がある』と思われるためには、自分の見た目を変える必要があるんだ”というメッセージを伝えてしまう、そう思ったんです。それはいやだった」

さらにアメリカで生まれ育ったジェナは、ヒスパニック系の役を演じることに対し、複雑な思いを抱いていたといいます。

Jennifer Lourie / Getty Images

「私はスペイン語が話される国で生まれたわけではありません」

「メキシコでもあまり生活をしたことがないですし、プエルトリコには行ったこともありません。なので自分が、ヒスパニック系の『お手本』としてふさわしくないと思うときがあります」

「でも今は、ラテンの家系で育ったすべての人に、自分と似た人をテレビや映画で見られるようになってほしい、そう思っています。他の人の可能性を広げられる人になりたいです」

この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳：久保舞菜美