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会うたびに泣き崩れる。離ればなれの老夫婦の写真が伝えること

「今までに撮影した中で最も悲しい写真」

こちらは、カナダのウォルフとアニータ・ゴットシャルク夫妻。二人は62年間、ずっと一緒に過ごしてきた。しかし今、病気と介護施設制度によって、別居を余儀なくされている。

孫のアシュリー・バルティークによると、アニータはペースメーカーを使用している。ウォルフは認知症とうっ血性心不全を患っており、今週リンパ腫と診断されたばかりだ。

アシュリーは、ウォルフをアニータと一緒の施設に入れようとしたが、保健当局からは何の支援もなく、何カ月も入居待ちの状態になったままだ。

アシュリーは、別々に暮らすウォルフとアニータの面会の様子を写真に撮影し、投稿した。

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アシュリーはこの写真を「今までに撮影した中で最も悲しい写真」と呼んだ。写真は現在、1万回以上共有されている。

地元の保健当局は、ウォルフが順番待ちリストに入ったことを家族に告げたが、いつ入居できるかはまだ伝えられていない。

「祖父母がこんな経験をしているのを見るのは本当につらいのですが、できることはほとんどありません」とアシュリーは話した。

「どうしようもない思いでいっぱいです」

「夫婦が別々になると、精神的にも身体的にも、深刻な悪影響が出ることが証明されています」と彼女は付け加えた。

「祖母が祖父をベッドに入れ、おやすみなさいと言えるようになることを願っています」とアシュリー。「人生の最後の日々に、夫婦として一緒の場所にいられる資格は、誰にでもあるべきです」