借金8億円越え…!ニコラス・ケイジ、多作出演の理由を明かす「不動産に投資しすぎた」

    『コン・エアー』『ナショナル・トレジャー』など、これまで100作品以上に出演し、そのほとんどで主演を務めているニコラス・ケイジ。たくさん作品をこなすのには借金苦の背景がありました。

    ハリウッドの重鎮俳優、ニコラス・ケイジ。

    ニコラス・ケイジは多作で知られています。これまでの出演作品数はなんと、100本以上!加えてそのほとんどで主演を務めています。

    ニコラスといえば「とにかくいろんな映画に出る」!中には「駄作」と酷評されるものも少なくはありません。アカデミー賞と対をなす「最低映画賞」ゴールデンラズベリー賞にも、何度か選ばれています。

    ここまで多くの作品に積極的に出演するのには、ワケがありました。CBSのドキュメンタリー番組「60 Minutes」に出演し、その理由を明かしています。

    なんと、600万ドル(約8億2000万円)もの借金を返済する必要があったそう…!

    「不動産に投資しすぎてしまったんだ」とニコラス。「市場が崩壊して、その影響から逃れられなかった」と説明しました。破産申請などをしないまま、借金は完済できたそうです。

    借金返済のため仕事をこなす必要があったとはいえ、どんな役でも一生懸命に演技に打ち込んできた、そしてその機会に感謝している、とニコラスは続けました。

    「役者の仕事は、僕を守ってくれる天使みたいな存在。安定した上等な職業とは言えないかもしれないけど、仕事ではあるからね」

    「たとえ最終的に映画が駄作だと評価されるものでも、僕は手を抜いていない。毎回ていねいに向き合っていると、観客にはわかってもらえていると思う」

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:髙橋李佳子