意外な仕事をしていた芸能人5選。あのハリウッドスター、下積み時代は体育の先生だった

『X-MEN』シリーズのウルヴァリン役で有名なヒュー・ジャックマン。今は大スターですが、実はイギリスで体育の教師をしていたんです。生徒になりたい…。

役者以外もできます！

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役者として食べていけるようになるまで、いろいろなバイトを掛け持ちしていたというのは、芸能人のあるある話。

ハリウッドのトップスターだって、売れない時代はちがう仕事をしていました。

中でもちょっと変わった仕事をしていた人、仕事が役者のキャリアに役立った人、エピソードをまとめてみました。

1. ヒュー・ジャックマン：体育の先生

Kevin Winter / Getty Images

『X-MEN』シリーズのヒーローが、まさか先生だったとは。

1987年、イギリス・ラトランドで体育の教師をしていました。

チューリッヒ映画祭のレッドカーペットで、役者と教師という2つのキャリアがクロスオーバーしたことがありました。なんと、元教え子がジャーナリストになって、取材に来ていたのです。

教え子からの質問「劇中では怒りを露わにしていますが、現実で腹が立つことは？」に対して、ヒューはジョークで返しています。

「何に腹が立つかって？ 話をちゃんと聞かない生徒だよ！ 持ち物を忘れる生徒、プールに入れと言っても入らない生徒。そういう言うことを聞かない生徒には本当に腹が立つ！」

元教え子記者の質問に答えるヒューがこちら。

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2. ハリソン・フォード：大工

Paul Harris / Getty Images / 20th Century Fox

役者での成功を目指していたものの、なかなかいい役に出会えなかったハリソン。

ジャック・ドゥミ監督が『モデル・ショップ』の主役に彼の名前を挙げた時、製作会社の役員たちは、ハリソンは役者としては売れないと反対しており、当時、成功への道は険しかったことがわかります。

そんなハリソンが第2希望職として働いていたのは、大工。売れない役者の生活を支えたこの仕事が、まさか成功の鍵になるとは…。

ハリソンは、大工としてキャスティングディレクターのフレッド・ルースを顧客に持っていました。これが縁となり、『アメリカン・グラフィティ』のオーディションに参加。見事ボブ・ファルファの役を掴みました。

その後も家族を養うため、大工仕事も継続していましたが、ついに役者一本でやっていくことになったのは、ハリソンが34歳の時のハン・ソロ役がきっかけ。この時も、ルースがキャスティングで支えてくれました。

ジョージ・ルーカス監督は当初、『アメリカン・グラフィティ』に出演した役者は『スター・ウォーズ』では使いたくないと考えていたそう。

そこで、ルースは大工としてハリソンをオーディション会場によび、流れでセリフを言わせるという裏技でねじ込みました。

結果、カート・ラッセル、クリストファー・ウォーケン、ニック・ノルティなどがハン・ソロ役を狙うなか、見事役を勝ち取りました。

3. クリストファー・ウォーケン：ライオンの調教師

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役者になる前は、ライオンの調教師だったというクリストファー。ガーディアン紙のインタビューで、調教師の仕事が大好きだったと語っています。

「おりに入ってムチをならすと、ライオンが面倒くさそうに起き上がって、犬と同じようにお座りするんです。たまに、ちょっと吠えたりしてね。猫が大好きなので、ライオンとも気があいましたよ」

調教師の後、クラブのダンサーとなり、クリストファーに改名。『ウエストサイド物語』のミュージカルに出演し、そのままハリウッドに進出しました。

4. ウーピー・ゴールドバーグ：葬儀場の死化粧師

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ウーピーは有名になる前、いろいろな仕事を経験したと明かしています。中でも、葬儀場で死化粧師として働いていたのは忘れられない体験だったよう。

当時の上司に仕掛けられたドッキリについて、ハフポストのインタビューでこう語っています。

「昔は、大きくて分厚い木のドアがあって、部屋の中は寒くて、中にはいくつも引き出しのようなものがあって…。打ち合わせでその部屋に行ったのに、いるはずの上司がいないんです」

しばらく上司をそこで待っていると、奇妙な物音とともに、引き出しが少しずつ開き始めたのだとか。

「目の前で勝手に引き出しが開いて、上司が中から『こんにちはぁ…』って！びっくりしすぎて走って逃げて、ドアに頭を打って気絶してしまいました」

5. グウィネス・ケイト・パルトロー：ライフスタイルブランドを起業

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グウィネスは、2019年の『アベンジャーズ/エンドゲーム』を最後に、映画に出演していません。世間からの注目は今も絶えないものの、役者としてのキャリアは一旦ストップしています。

今は自身で立ち上げたライフスタイルブランド「Goop」にフルコミット中です。ETのインタビューにて、演技を離れて新たなキャリアを進むことについてこう語っています。

「芸能界に戻りたいとは思っていません。いろいろな経験をできてとてもラッキーだったし、いつかまたやりたいとは思います。スタッフも私に映画をやらせようとしています。でも、今はこっちのほうが楽しい」

パルトローは再び演技をすると母親と約束しているそうで、いつになるのかはわからないものの、どこかで復帰する予定だそう。

この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳：soko ／ 編集：BuzzFeed Japan