蚊に襲われた時、脳内に流れたメロディーで大学生が作曲!聴いたら部屋を見渡してしまうかも...。

    「真夜中に蚊に襲われた時、脳内に流れた旋律で曲を作ってみた」という曲が話題になっています。

    「ぷ〜ん」という音とともに、どこからともなく蚊が登場…。

    今年もそんな季節を迎える中、「真夜中に蚊に襲われた時、脳内に流れた旋律で曲を作ってみた」という曲がTwitterで話題になっています。

    いったいどんなものなのでしょうか…?早速お聞きください。イヤホン推奨です!

    真夜中に蚊に襲われた時、脳内に流れた旋律でピアノ曲を作り弾いてみました。 それではお聴きください。 ※イヤホン推奨 #ピアノ #自作曲

    曲は、蚊の登場を知らせる羽音から激しい曲調で始まります。蚊を仕留めて喜びをかみしめるも、再び蚊が飛ぶ音が...。

    この曲がTwitterに投稿されると、7万以上のいいねと2万以上のリツイートを集め、大きな反響を呼びました(7月27日現在)。

    「なんと壮大な蚊退治なのでしょう」「思わず部屋を見渡してしまいました」「この曲を聞いたせいか、速攻で(蚊を)仕留められる自信が湧いてきました(笑)」など、多くのコメントが集まっています。

    BuzzFeedはこの曲を作曲した音大生、藤重侑宇さん(@yuu09200920)さんにお話を伺いました。

    藤重さんは東京音楽大学で作曲を学ぶ2年生です。

    小学3年生で本格的にピアノを始めた藤重さんは、小学校時代には作曲を始めました。その頃から、自身の曲を音楽投稿サイトにアップしていたといいます。

    現在は、大学の授業がオンラインで行われているため、在宅時間を生かし、1カ月に1曲ほどのペースで自作曲をTwitterに投稿しています。

    今回の曲は、Twitterの投稿文の通り、蚊に襲われたある日の夜中に閃いたものです。

    蚊を取り逃がすまいと戦っている時、このメロディーが頭に浮かんだといい、「これを曲に仕上げたら面白いかなと思って作ってみました」と話します。

    Twitterに投稿できる動画には2分20秒以内という時間の制限がある中で、工夫したのは「曲にストーリーを持たせたこと」だといいます。

    「睡眠中、蚊の音に起こされ、激闘の末、蚊を仕留めて喜んだのも束の間。再び蚊に襲われ、最終的には人間が勝利するというストーリーになっています」

    イヤホンで聞くことを推奨しているのは?

    こうしたストーリーが進む中で、蚊に対する憎悪や「何とか仕留めなければ」という緊迫感を表現しています。そのために、蚊の羽音や殺虫剤のスプレー音、蚊を叩き損ねた音なども登場します。

    ぜひもう一度、イヤホンをつけて曲を聴いてみてください。藤重さんは、イヤホンで聴くことを推奨しているからです。

    イヤホンで聴くと、様々な方向から音が聞こえ、蚊退治の臨場感を楽しむことができるといいます。

    なお、楽譜も公開されており、「ぜひどなたか弾いていただければ!」と話しています。

    大きな反響を受け、藤重さんは次のようにコメントしています。

    「最近、たくさんの方々に自作曲を聴いていただけるようになりましたが、今回ここまでの反響があり、嬉しい気持ちとともにとても驚いています。たくさんのコメントに感謝しています!」