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子どもの事故に気をつけて!家の中にもたくさんの危険があること、知っていますか?

消費者庁は7月20日から7月26日までを「子どもの事故防止週間」とし、事故防止を呼びかけています。

新型コロナウイルスの流行の影響で、子どもたちも家で過ごす時間が増えている現在。

消費者庁を含む10府省庁では、7月20日(月)から7月26日(日)までを「子どもの事故防止週間」とし、Twitterなどを通じて事故防止を呼びかけています。

消費者庁は、令和2年4月〜5月末の外出自粛要請期間中に発生した、家の中での事故やヒヤリ・ハットについて、アンケートの結果を公開しました。

ヒヤリ・ハットとは、事故には至らなかったものの、けがをしそうになった、危ない思いをしたなどの状況のことをいいます。

アンケートによると、この期間中、回答した保護者の約4人に1人にあたる24%が、家の中で子どもの事故またはヒヤリ・ハットの経験があると答えています。

事故の内容については、「落ちる」がもっとも多く、中でも階段から落ちる事故が多かったことが分かりました。

また、事故は、台所、リビング、階段の順に多く発生していたことも分かりました。それぞれ以下のような事故の内容が多くなっています。

  • 台所での「やけど」や「切る・刺さる」事故
  • リビングでの「落ちる」「転ぶ」「ぶつかる」事故
  • 階段での「落ちる」「転ぶ」事故

家の中で事故が多い場所について、注意点と対策をまとめたチラシも公開されています。

消費者庁は「子どもの動きは予測がつかない上に、ずっと目を離さないでいるのも困難です」とし、紹介している対策を参考に、子どもの目線に立って、家の中の危険な場所などをもう一度見直すようアドバイスしています。

消費者庁ホームページの「子どもを事故から守る!事故防止ポータル」では、子どもの事故防止に関する注意点などの情報を確認することができます。