むしっても刈っても生えてくる庭の雑草…
そんな雑草も愛しく思える、アイデア溢れる作品が話題になっています。
どんな作品かというと…
雑草をリースにして飾ったのです!
この雑草のリースは、Twitterに投稿されると1万5千以上のリツイート、7万以上のいいねを集めました。
「雑草」と呼ばれてしまう草たちの魅力を再発見させてくれるこの作品には、「この発想はなかった…素敵です!」「すごい!!天才!!」など沢山のコメントも寄せられています。
BuzzFeedはこのリースを作った奥村巴菜さん(@Okumushi_hana)にお話を聞きました。
奥村さんは“陶虫(とうむし)”というコンセプトを掲げ、昆虫を陶器で表現する作品を発表している作家です。
雑草のリースを作ったのは、庭の雑草を刈り、草の束を作った時のことです。出来上がった束が可愛く、「こんなに大量に捨てるのもなんだかもったいないなぁ…」と思ったことがきっかけだといいます。
実はリースを作ったのはこれが初めてだったという奥村さん。
「素敵に仕上げたいなぁ」と、綺麗な円にすることを心がけて制作したといいます。
まず草を刈り、紙と針金で輪っかの土台を作って、その土台に草の束を風車状にくくりつけていきました。
そうして出来たベースに、アクセントには育てているユーカリやシロツメクサを差し込んだりくくりつけたりして、完成です。制作時間は30分ほどだといいます。
「くくりつけていく草の束の量や草の向きが少し違うと印象も違うので、そういうところが難しかったかもしれません。でもそこが楽しいところでもありますが」と語る奥村さん。リース作りにはまた挑戦したいそうです!
奥村さんは、「こんなに多くの人の目に止まるとは思ってもいませんでした。身近なものがちょっとしたことでこんなに素敵になった!という楽しい体験にたくさんの人が共感してくれて嬉しかったです」とコメントしています。