ある小学生の自由研究がTwitterで話題になりました。
研究内容は、47都道府県の知事が着用しているマスク!
どんな研究になったのでしょうか、早速ご覧ください。
「THE!47 チジノマスク」

47都道府県全ての知事のマスクを、似顔絵つきで研究しています!

この自由研究は、Twitterに投稿され話題に。
1万以上のリツイート、2万以上のいいね(9月11日現在)を集めました。
知事のマスクを研究するという自由な発想に、「目の付けどころが最高」「自由研究ってのはこうでなくちゃ!」など、たくさんのコメントも寄せられています。
調べた情報をもとに、マスクのランキングも作成しています。

BuzzFeedはこの作品を投稿した母のユトリヒヨさん(@yutorihiyo)と、娘さんにお話を伺いました。
ユトリヒヨさんは、東京都在住のイラストレーターで、実用本の挿絵や広告のイラストなどを描いているといいます。
この自由研究をした娘さんは、小学4年生。
ユトリさんは「小学生の夏休みの自由研究なので、間違っている箇所があったらご容赦ください」と言葉を添えていますが、充実した研究内容にTwitter上では驚きの声が多数上がっています。
研究のきっかけは…?
この自由研究をしたきっかけは、テレビで沖縄県の玉城デニー知事の個性的なマスク姿を見たことだといいます。
そのときの様子が、漫画で表現されています。

この自由研究で調べられているのは以下の6つの項目。
①都道府県名 ②知事の名前 ③マスクをしている顔 ④似顔絵 ⑤マスクの特徴 ⑥画像の日付
これらを47都道府県全ての知事について調べ、まとめています。

調べる項目の決定や調べた情報の取捨選択は娘さん自身が行い、知事の似顔絵も悩みながら描き進めたそうです。
そのうえで、書き込む形式のワークシートの作成や、インターネットを使った情報収集など、難しいところはユトリさんがサポートしたといいます。

とてもそっくりに描かれている知事の似顔絵について、娘さんにポイントを伺うと、「おでこの広さとマスクの大きさを最初に基準にしました」とのことでした。
マスクで顔が隠れている分、工夫して描かれた似顔絵だったのですね!
「お母さんが、普段はあまり使わせてくれない、仕事用のコピックやアルコールマーカーを使わせてくれました。それを使って色をつけたのが楽しかったです」

ユトリさんは、この自由研究について「全知事調べ上げたのは頑張ったと思います」と話します。
「見返してみると、書き始めの北海道・東北はまだ文章に硬さがあります」
「九州・沖縄では『もうすぐ完成する…!』という高揚感が見て取れるのも面白いと思いました」

この壮大な自由研究をやり遂げた娘さんの感想は、「やった!」。
もともと、自由研究や、学校で毎週出される自主学習ノートが大好きで、この研究も楽しく進められたようです。
学校でこの作品を見せた時のことについて、「友達は、小池都知事など知っている知事の絵を探して見てくれました」と話します。
研究のまとめ

47都道府県のチジノマスクを観察し、それぞれ特産品やゆるキャラをアピールしたり、柄やイニシャル、イメージカラーを使ったりと、様々な工夫がされていることを発見したこの研究。
最後は「来年、今のことをわらって言えたらいいなと思います」とまとめています。