新型コロナウイルス感染の収束を願い、疫病退散にご利益があるとされる妖怪、アマビエが注目されています。
Twitterでは「#アマビエチャレンジ」としてアマビエをモチーフにした様々な作品が公開され話題になっています。
その中で今回話題になったのは、こちら…
アマビエのマトリョーシカです!
こちらの作品はTwitterに投稿されると大きな反響を呼びました。
5月12日現在、2千以上のリツイート、5千以上のいいねを集め、「一目惚れです」「可愛い」などのコメントも寄せられています。
BuzzFeedは作者の花々まつりか。さん(@matsulica_1216)に話を聞きました。
「何かを作ること」が趣味だという花々まつりか。さん。
人形にメイクを施す、写真、音楽作り、裁縫、UVレジンなど、たくさんの趣味があるといいます。
作品を撮影した画像に書き込んであるクレジット「Tashming*」は、「多趣味」という言葉から来ているのだとか!
木材に焼き色で絵や柄などをつける「ウッドバーニング」が、最近始めた新しい趣味だといいます。
アマビエをモチーフにマトリョーシカをつくったきっかけは、買ったまま手付かずだったマトリョーシカの土台があり、ウッドバーニングで描いてみたいと思ったからだそうです。
「様々な素敵なアマビエがSNSを彩っていますが、マトリョーシカのアマビエはあまり見たことがなかったので、やってみようと思いました」
休日を使い、2日間かけて完成させたというこちらの作品。工程について聞きました。
〜アマビエのマトリョーシカができるまで〜
(1)鉛筆(シャープペンシル)で土台に下描きをします。
(2)ウッドバーニングで下描きをなぞり、下描きを消しゴムで消して、細部を書き込みます。
(3)アクリル塗料で色を塗り、よく乾かして…
(4)最後にスプレーでコーティングをして完成です!
花々まつりか。さんは「紹介した画材が全てではありません。何で塗ってもいいと思います」といい、「皆様も自分だけの可愛いアマビエマトリョーシカを作ってみては」とおすすめしています。
アマビエマトリョーシカを作る上で大変だったことは、ウッドバーニングの際にペン先が非常に熱くなるため、小さな曲面を描く時にやけどをしないよう気を使ったことだといいます。
「無意識に気を使って強張っていたようで、5人のアマビエを描き終わる頃にはちょっと手が痛かったです」
そっくりだけど少しづつ違う
アマビエのマトリョーシカ作りでこだわったところは「そっくりだけど、みんな少しずつ違う」ところだといいます。
「髪型やウロコの形など、統一感を持たせながらバリエーションを作るのが楽しかったです」
また、色を塗る時に薄めてから重ねて塗ることで、透明感のある仕上がりになるよう工夫したといいます。
大きな反響を受けて花々まつりか。さんは、次のようにコメントしています。
「こんなに多くの方に作ったものを広めてもらえるのは初めてで、うれしいです」「Stay Home &疫病退散!! 日常が戻るその日まで、希望を持って頑張りましょう」